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「滝川BYOシステム」完成レセプションに参加する。
BYOシステムとは、Bring Your Own bottleの略で、
ワインボトルの持ち込みOKという意味。
地元で生産されたワインを無料で飲食店に持ち込み、
料理に合わせて自由に楽しむことができる。
あいさつは、前田康吉滝川市長。
市が和洋の飲食店9店の協力を得て実現。
空知エリア9つのワインが対象だ。
乾杯。
レセプション会場は、参加店の1つ滝川市のイタリアン「ボン・ビヴァン」さん。
オードブルバリエ。
厚田産シマゾイのアクアパッツア。
滝川産合鴨の西京焼き。
合鴨スモークとごぼうのキッシュ。
道産キノコとリングイーネのペペロンチーノ。
記念式典には、関係者28人が出席。
そらちのワイン36本が持ち込まれ、
おいしい料理とのマリアージュを楽しんだ。
全道初となる、先進的な取組み。
定着して、広がってほしい。
すてきなカフェに連れて行ってもらう。
「こかげ喫茶室」。
長沼町、長沼温泉の近く。
住宅などがポツンポツンと建つ、その一番奥に佇む一軒家。
まるで、「隠れ家」のような建物。
陶芸家のアトリエ住宅を改装したカフェだそう。
カフェというこじゃれた呼び名ではなく、
名称のとおり「喫茶室」がとてもよく似合う場所。
「こかげ」という名前とこれまた、
ぴったりとマッチしている。
店内は撮影NG。
オーナーご夫妻の
そのお人柄が、
室内に、
メニューに、
インテリアに、
あらわれている。
さりげないセンスが、快適さをもたらす。
営業時間も、お人柄をあらわしているような、
9:30〜17:00。
ここでは、時間がとまってしまったかのような、
そんな時がすごせる。
アートと、
自然景観と、
ノスタルジーと。
ときどき、小鳥がやってくるという
ほのぼのカフェ。
そ っ と 、
お と ず れ た い 。
寿都町での宿泊には、ペンションメローさんに泊まりたい。
外観。
海が見える小高い場所にある。
テラスからは日本海が望める。
人気の宿につき、
予約はお早めに。
国道229号線沿いにある、「かき小屋 吉野商店」さん。
GWのシーズンにはこのあたりが渋滞するくらい
賑わうお店。
店内。
名物のスコップでカキをどどーんと、
食べ放題!
(1月〜6月まで)
出番を待つカキ。
一年中、道産のカキを切らすことなく食べさせてくれる。
「カキ小屋」の道路向いには「吉野商店」さんがあり、
こちらでは、加工品がいろいろと置かれる。
寿都の名産品が並ぶ店内。
名物の「寒風やぐら干し」のサケも美味。
オリーブオイル漬け、などもあるので
聞いてみよう。
北海道情報誌「HO(ほ)」。
2014年12月号
は「麺喰らう旅」だ。
この中で「ラーメンブロガー座談会」のページあり、
うれしいことが記されていた。
ラーメンの魔力にとりつかれた
「懲りない麺々」の
本音で「ご麺ね」トーク。
ー札幌ラーメンのスタンダードとは、どういうものですか?
●白玉椿 スタンダードなら、誰もが納得するのは「彩未」でしょうか。
北京鍋であおりを入れて、黄色い卵麺で。
札幌ラーメンの王道ですね。
●大石 「彩未」のスープは一見ワイルドだけど、すごく繊細。
仕込む人が違うとスープも変わる。
●白玉椿 塩ラーメンを食べるとよく分かりますよね。
●Mr.bin 店主が作るスープは、いつも変わらないのがすごい。
●白玉椿 でも、朝一のスープと中締め直前のスープは違って、
中締め直前のほうが好きですね。
●大石 いつ行ってもクオリティーの高いところで満足できる。
「彩未」は札幌の宝だね。
・・・
白玉椿さん、大石さん、Mr.binさん。
うれしい評価、
ありがとうございました。
全文は
本誌を買ってお読みください。
北海道新聞、朝刊の「寒風けいざい温風」欄。
JTB北海道社長の古田和吉さんが発言している。
「北海道観光を元気に」。
そのポイントを記したい。
・道内には3,000カ所以上の宿泊施設がある
・観光関連だけで16万人の雇用がある。
これは、道内の労働力人口の6%に当たり、
農業従事者の11.4万人を上回る。
・外国人観光客が日本全体で1千万人を越え、
北海道にはその1割に当たる115万人が訪れている。
・北海道は毎年3万人の人口が減っている。
これは毎年360億円の消費が失われている計算になる。
・一方、来道する外国人観光客の消費額は1人平均12万円ほど。
36万人増えただけで、経済効果は432億円になる。
・2020年の東京五輪開催に向けて訪日外国人はさらに増えると期待している。
・チャンスを乗り越えるべき課題は、3つある。
・インフラの整備。
新鮮な情報を絶え間なく発信すること。
品質重視への転換だ。
・旅行形態は、最初は団体旅行の周遊で始まり、
徐々に滞在型の個人旅行に進化していく。
観光地として成熟するためには、
リピーターや富裕層を満足させられる
質の高いもてなしが不可欠である。
寿都町の魅力。
「すつ」駅舎があった場所を示すサイン。
役場の前に掲げられる。
ここ寿都には鉄道があった。
しかも、国鉄ではなく、私鉄が。
寿都=黒松内間のわずか16.5キロ。
大正9年〜昭和42年まで列車が走り、
ニシンや鉱石の輸送を担っていたという。
寿都町総合文化センター「ウィズコム」。
ここは、徳川幕府時代に設置された
北方警備の津軽藩出張陣屋敷跡。
「寿都町文化財展示室」
館内では寿都の歴史などが展示されるコーナーがある。
無料で観覧できる。
ニシンで栄えたころの浜のようすがジオラマで再現。
ひとと、くらしが見えるようで、おもしろい。
ニシン漁の漁具などが展示されている。
寿都温泉「ゆべつのゆ」。
2種類の泉質が楽しめる、公共温泉。
敷地内にはコテージが3棟あり、BBQコーナーも設置されている。
弁慶岬。
日本海に突き出し、
伝説とロマンが残るスポット。
岬の先端からは寿都湾が一望できる。
周囲には、トイレや休憩所も整備されている。