せたな町にある「太田山神社」の参拝に成功
せたな町にある、「日本一危険な神社」と称される「太田山神社」に登ってきた。
道々740号線沿い、北海道最西端の尾花岬から約3キロ北。
大きな鳥居が目印だ。
見上げて、岩肌が目立つ白っぽい山頂付近に本殿があるという。
前回、軽装でアタック失敗に終わっていることから、
今回は本格的な登山装備で臨む。
軍手、水1.5リットルを入れたザックは必須。
準備運動をして、いざ行こう!
目指す山頂は、あの白っぽくなっている部分。
標高485mの少し下にある。
最初はコンクリートの階段を上る。
その数、139段とか。
勾配がキツすぎて、途中から四つん這いで進む。
その後は、もう本格的な登山道。
ロープが張られているので、上手に使って登る。
ここは、はしご場。
途中、3カ所祠がある。
「これが太田神社か!」と思うが、そうではない。
静かにお参りをして、息を整え、先に進もう。
そうこうするうちに、森を抜け、岩場に出る。
足元に注意の大きな看板のもと、長い階段がかかる場所を登る。
この階段、どうやって取り付けているのかわからないが、
手作り感いっぱいの階段。
下を見ないように不安になりながら進み、振り返ると・・・
絶景ー!
が、広がる。
日本海が見渡せ、海に浮かぶように奥尻島が見える。
これは、スゴい!
絶景に感動しつつも、登山隊は最後の山場を迎える。
10メートルはあろうか、ほぼ垂直の岩場に直面。
5本の鎖が設置されており、登山の基本・3点確保をしっかりしながら
一歩一歩、慎重に登る。
いやーコワい・・・
ひや汗をかきながら登りきると、
そこには洞穴がぽっかり空いている。
洞穴の中にある「太田神社」の「本殿」。
こんなところに、いったいどうやって運び入れ、造ったのだろうか。
よく見ると、松前藩の家紋もある。
創立は1441年〜1443年といわれている。
北海道最古の山岳霊場。
下からは、
次の登山者が「登りまーす」という声が聞こえた。
しばらくして、鎖の音がしないなあ、と思っていたら、
「やめて、戻ります・・・」との声。
残念ながら、それも正しい決断かもしれない。
それほど、スゴいところにある神社だった。
・登り=約60分
・下り=約40分
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