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2013年3月

ひとつの大きな仕事が終わる

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本日、3月31日をもって丸3年間担当させていただいた、
札幌市の公式観光サイト「ようこそさっぽろ」の運営を終える。

統括責任者として、
編集長的な役割を担い、
月間150万PVというメディアを運営する仕事。

担当最終日を迎え、感無量の思いでいっぱいだ。

前任チームの編集を引き継ぎ、
当初のHTML版から、CMS版に移し替えて
日々、話題やニュース、楽しみ方をアップしてきた。

「公式サイト」ゆえの重圧と闘いながらも、
あちこちのオープンやトピックを探しては掲載するという
大変感謝される喜びも経験した。

札幌を訪れる観光客の方々に
どれだけ有益な情報を提供できたかわからないが、
少なくとも、ページビューの増加は確認できた。

運営は次なるチームにバトンタッチする。

あっという間の3年間。
みなさまに支えられた日々だった。

原稿をお寄せいただいた達人のみなさま、
写真を提供いただいたみなさま、
取材に応じていただいたみなさま、

運営に携わってくれたスタッフのみなさま、
札幌市観光企画課及び、宝島旅行社のみなさま、
そして何より、読者・ユーザーのみなさまに

感謝を申し上げたい。


本当にありがとうございました。



「まるっと!地域旅」リーフレットが納品に

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▲A4三つ折りのリーフレット、配布はGW前後からを予定


札幌広域圏組合さんがプラン造成・事業主体となり、
北海道宝島トラベルさんが旅行企画・申し込み窓口となっている
さっぽろ広域圏8市町村の
「まるっと!地域旅」
案内リーフレットが納品になった。

昨年度から種をまき、プランをつくり、
今年度は住民参加によるワークショップを実施しながら
一層ブラッシュアップした、
地域を楽しむオプショナルツアー・12プランが掲載されている。

ワタシはこのリーフレット制作の、
・デザインディレクション
・コピー制作
・写真撮影
にかかわらせていただいた。

1年間の取材活動のいわば、まとめの仕事だ。

紹介されている地域旅は、
・いちご狩りをして、そのいちごをジェラートにして食べるプラン
・菜園から季節の野菜を収穫してピザをつくるプラン
・朝もぎのトウキビを畑で試食するプラン

などなど、「おいしい」「楽しい」体験プランが載る。

札幌近郊の魅力に光をあて、
これまでには存在しなかった旅行商品として組み立てられ、
深く楽しむことができる地域旅プラン。

旅行者も、提供者も、
ともに笑顔になることを願っている。




2040年の推計人口 人口24%減少 道内は419万人に

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衝撃的な数字が発表され、新聞一面トップのニュースとなる。
「2040年の推計人口 人口24%減少 道内は419万人に」
人口減少に加えて、高齢化率も4割を越えるそうだ。

同時に、15歳〜64歳の生産年齢人口も、
現在の348.8万人→212.9万人と、約6割の規模になる。

国立社会保障・人口問題研究所が、
全国の地域別将来人口推計を発表した。

2040年時点で、人口が増える道内自治体はなし。
最も少なくなる自治体としては、
音威子府村 493人
など、9町村で千人を割り込む見通し。

石狩管内では、
・札幌市 1,913,545 →1,711,636
・江別市 123,722 →96,503
・千歳市 93,604 →88,678
・恵庭市 69,384 →63,053
・北広島市 60,353 →46,784
・石狩市 59,449 →46,564
・当別町 18,766 →11,414
・新篠津村 3,515 →2,301
(単位:人)

都市部では比較的減少幅は小さいが、
町村を中心に大きく減る。

人口の大小は、あらゆる経済指標の最も基本的な構成要素だ。
そしてその内訳は、トレンドを形成づくる。

交流人口を増やし、
グローバル展開に活路を見いだし、
今足りていないニーズへの転換を図るなど、
変化への対応が急がれる。




STVラジオの社長

電通北海道さんのビルの前。
アポまで、ちょっと早かったため
待機をかねてメールをチェックしていたら、ふいに肩をたたかれた。

ふと見ると、なんと、柴田さんではありませんか!

STV・札幌テレビ放送のテレビ営業マンとして、
ワタシは新入社員のころからおせわになっている方だ。
10数年ぶりのその姿はまったく変わらず、
変わっていたのは、その役職であった。

名刺には、
「株式会社STVラジオ 代表取締役社長」
と肩書きが刷られている。

東京での支社長を歴任され、
札幌本社に戻り、
なんと、ラジオの社長になられていた。

   *

ワタシはラジオ媒体が好きだ。
広告会社での新人時代、最初の受注は忘れもしない
ラジオCMの仕事であった。
20秒CMをワクワクしながら考えていたところから
広告人生がスタートした。

思えば、小学生のころ、
夕方のラジオからはリクエスト番組が人気を博していた。
電話でリクエストをして、番組につながったコーフンは良き思い出だ。

中学生ころには、深夜放送が友であった。
それこそ、STVラジオの「アタックヤング」を楽しみに聴いていた。
「オールナイトニッポン」から聞こえてくる音楽やその世界感は、
ワタシの好奇心を大いに拡げてくれた。

民放のFM局が開局し、
音質が向上した際には、
カセットテープにお気に入りの楽曲を録音しては、繰り返し聞いた。

大学に入り、東京の「J-WAVE」をナマで聞いた時は、
その洗練された都会チックな雰囲気にびっくりした。

そんな原体験をもとに、
広告会社に入ったワタシは、ラジオCMや番組制作、イベントを通じて
ラジオとかかわってきた。

で、
最近の状況はどうなんだろうか。
WEBが一般化して、ポッドキャストというプラットフォームも安定化しつつある昨今、既存のラジオ局の存在が徐々に薄くなりつつある。

一方で、NHKラジオの「ラジオ深夜便」という、
シニアに絶大なるファンを持つ番組も台頭しつつある。

ラジオは「私のためのパーソナルメディア」の様相を
一層強めているように思う。

ラジオは、なにかしながらの「ながら視聴」ができる媒体だ。
それは、ほおっておいても向こうから情報が届けられる状態にある。
そんな利点を生かして、これからも、
わたしたちの暮らしや趣味にうるおいを与えてくれるメディアであってほしい。

ラジオ媒体をこころから愛するファンとして
そう願うばかりだ。


志半ばで亡くなった、ある受験生の話

伊藤真著「夢をかなえる時間術」から。
エピローグに書かれたエピソード。
志半ばで亡くなってしまった、ある受験生の話だ。

   *

あるとき、「伊藤塾」に通信販売用のビデオ教材一式が送り返されてきた。
差出人は、30代半ばの女性の受験生だった。
「伊藤塾」では、遠方に住んでいて塾に通学できない学生のために、
通信教育を実施している。
教材のビデオやDVDを通学するのと同じ授業料で貸し出しているのだ。
教材の貸与期間は、5年間。
しかし、その受験生からのビデオは5年たたずに送り返されてきた。
そして、手紙が同封されていた。
差出人であるその女性は、
離婚したあと、年老いた母の面倒を見ながら、
司法試験の勉強をしていたという。
住まいが地方だったので、通学することができず、
在宅教材を使って一人で勉強していた。
模擬試験の結果もよく、合格まであと一歩のところまできていた。
しかし、自分がガンであることが判明したという。
一時はよくなったものの、再発し、
もう余命いくばくもないと宣告されてしまった。
容体が悪化して、自分で身のまわりのことができなくなってしまう前に、
すべてを整理したい。
そう思って、借りていたビデオを返却することにしたと、
手紙には書かれていた。

本当は自分が司法試験に合格して、母に楽をしてもらうはずだった。
それができずに、母を残して先に死んでいく。
本当に残念だと、彼女は手紙を締めくくっていた。

   *

この話を聞いて、自分の幸福に気づかされる人は少なくない、と
著者の伊藤さんはいう。
夢に向かって勉強できる君たちは幸せだ。
世の中には、勉強したくてもできない人がいるのだ、と。

「もし、いま、余命1年と宣言されたらどうするだろうか?」

時間とは「自分の生き方」そのものだ。
自分がどう生きたのか、その時間の積み重ねが人生だと
伊藤さんは書いている。




「いま」の基になる仕事

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ワタシはどうも、タイプとして、
ひとつの明確な目標を掲げて突き進む、ということがニガテな人間だ。

どちらかというと、
ある一定の方向性は見いだしながらも、
今の仕事が次の仕事を、
そして次の仕事からその次の仕事へと
だんだんと「展開」していくような、そんな進み方をしてきたように思う。

そんな「いま」の、
基になっているような仕事が3つある。

ひとつは3年前の「ねおす」さんが元請けの仕事、
「地域でがんばる挑戦者たち」。
北海道の各地域で取り組む地域振興に向けた活動、42カ所のレポート集。
これの取材と記事制作で、全道各地のチャレンジャーたちを取材して歩いた。

そして、この仕事・経験がベースとなり、
翌年に、「マイナビ」さんが元請けの仕事、
「地域の雇用創出力パワーアップ事例集」。
地域で雇用をプロデュースする市町村の取り組みを紹介した冊子。
各市町村役場に伺って、雇用への取り組みを取材し、記事としてまとめ、
全道4カ所で、報告会をかねたセミナーを実施した。

そして、その後、
道南の鹿部町の観光戦略検討事業として、
「北海道宝島旅行社」さんが受託した事業の、
報告書作成にかかわった。

この3つの仕事経験が、
いまの自分のベーステーマになっていると、
つくづく感じる。

共通してあるのは、
成熟期をむかえたニッポン社会の現状が、
地方にこそ、縮図としてわかりやすい形で現れ、
それを打破していこうというフロンティア精神あふれる
チャンレンジャーたちの想いだ。

彼らの想いにふれ、
悪戦苦闘しながら、
時に挫折しそうになりながらも、
ある一定の成果を出し、
新しい境地を切り拓いていく姿を広める仕事は、
毎回、こころ踊らせるものであった。

2013年4月からの新年度にあたって、
仕事の方向性及び分野について
目標設定が不得手な自分にとって、
今一度、進むべき方向性を確認することができた、この3冊の仕事。

なんせ、ワタシは
人の話を聞くことが大好きで、
それを広めることがワクワクし、
出張しながら仕事を進めるワークスタイルが合っていると、

つくづく、そんなことも思った。


「粉工房かんすけ」さんのパン教室

岩見沢へパン教室の取材へ行く。

「粉工房かんすけ」(5条西2丁目・ナカノタナ内)

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▲店の厨房で実施される、パン教室

毎月1回実施される同店のパン教室。
講師は、50年の職人歴を持つ、山本会長。
自らが教える。
地元・岩見沢産の農産物をつかったパンをつくるところが特長だ。


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▲子どもたち用の部屋にて

親子で参加される方も多く、子どもたちは別室で作業。
思い思いのかたちのパンをつくる。
個性がよく出て、おもしろい。

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▲定員は毎回20名。アットホームな雰囲気

この日は、地元・岩見沢の農家から提供されたホウレンソウを使って、
ホウレンソウのマーブルと、
ココアマーブルの2種類をつくる。

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▲好評のサンドイッチバイキング

発酵させている合間に実施され、参加者に大変好評なのが、
サンドイッチバイキング。
好きな具材にちょっと珍しい調味料を好きなようにつかってつくり、
自分オリジナルなサンドイッチができる。
これを、袋に入れてお持ち帰りする。

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▲焼き上がり、パンを取り出すたびに歓声があがる

つくったパンは手際良く焼かれ、次々とオーブンから取り出される。
表面にマークや印が付けられており、
それを目印に自分のものを判別する。
厨房には香ばしいかおりがひろがり、
なんとも幸せな雰囲気につつまれる瞬間。

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▲お持ち帰りはすごい量のパンに

すごい量と数のパンを持ち帰れて、
参加費はたったの1,000円。
毎回、リピーターが多く、すぐに定員に達してしまうそうだ。

次回は、4月21日(日)10時から。
問い合わせは、☎0126・24・2840同店へ。


ニセコに「あるくアウトドアスポーツ」山本さんを取材する

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▲ニセコグラン・ヒラフスキー場でレッスンをする山本さん

ニセコへスキーヤー・山本イサムさんの取材に行く。
天候と時間がなかなかうまく合わず、
結局、2回行くことになった。

この日も、青空に恵まれず・・・。
狙っていたショットは、羊蹄山がバックに映るダイナミックなゲレンデで
レッスンを行う山本さん、であったが・・・。

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▲「あるくアウトドアスポーツ」代表の山本さん、自宅前で

山本さんは、滋賀県生まれ。
京都で長らく、コンタクトレンズの技術者をしていた。
会社も共同で経営していた39歳の時、
テレビドラマ「北の国から」を見て、
「あんな暮らしがしたいなあ」と、
奥様と愛犬と3人でニセコにやってきたという。

以来、24年に渡って、
北海道の自然を愛し、カヌーや登山、スキーのガイドで暮らす。

ご自宅は羊蹄山の直下。
農家が点在するような場所に住む。
「浴室にもカーテンなどは必要ないんですよ」と笑う。

小さなコーテジ風の建物も敷地内にある。
自分で建てたゲストハウスだ。
ここを拠点に暮らすようにニセコに滞在していくゲストも多いそう。

12月から5月の連休までは、スキーの仕事を。
6月から10月の紅葉までは、スキー板をリュックに背負い直して
山のガイドの仕事を。

ちょうど、1ヶ月の端境期をはさんで
冬と夏が半々の生活を行う。

とても、63歳には見えない、
気さくなアウトドアマン&スキーヤーだ。



絵本作家「そら」さんの絵画が巡回展示へ

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先日開催された第2回トップランナー課外授業。

(写真は、制作途中の模様)


「絵本作家そらのライブペインティング体験」。

そらさんが描いた絵画が、圏域市町村において

下記の日程で順次展示することになったそうだ。

お近くの方は、ぜひ、ご覧いただきたい。

 

【展示日程】

●3月15日(金)~3月24日(日)

 恵庭市  恵庭駅西口「駅前広場待合所」

         (恵庭市相生町501番地1)

 

●3月26日(火)~4月1日(月)

 恵庭市  黄金ふれあいセンター

         (恵庭市黄金南5丁目11番地1)

 

●4月3日(水)~4月8日(月)

 新篠津村 しんしのつ温泉「たっぷの湯」

         (新篠津村第45線北2)


●4月10日(水)~4月18日(木)

 石狩市  こども未来館「あいぽーと」

         (石狩市花川北7条1丁目22)


●4月下旬

 札幌市  円山動物園 動物園センター「情報ホール」(予定)

 

千歳市グリーンツーリズム連絡協議会の 「2013年度シリーズ企画」プレイベント

千歳市グリーンツーリズム連絡協議会が主催する
「2013年度シリーズ企画 おいしい千歳満喫!
食の体験&グルメを楽しむシリーズプラン」のプレイベントが行われた。

会場は、中央コミュニティセンター。
新聞社や雑誌社などのメディア関係者や、ブロガーなど20名近くが参加した。
食の収穫体験などを通じて、
千歳の農業の理解を深めてもらおうという主旨のツアー企画だ。

プレイベントとして、しいたけ狩りとそば打ち体験を行う。

まずは、しいたけ狩り体験として「ファームTORAO」さんへ移動。
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▲ビニールハウスの中で整然と育てられるしいたけ

大きいのを各自3つほど、収穫。
栽培の工夫や、おいしい食べ方などを代表の海野さんから伺う。

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▲ランチ用の、名人に教わるそば打ち体験

コミュニティセンターに戻って、そば打ち体験へ。
2人1組になり、名人から指導をいただく。

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そうして、自分で打ったそばと収穫したしいたけや野菜を天ぷらにしていただく特製ランチ。
これは、おいしい。
根菜類がこんなに甘いものだと改めて実感。

午後からは、地元の名産・ハスカップを使ったジャムづくり。
ジャムを試食しながら、シフォンケーキをいただいた。

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▲千歳市グリーンツーリズム連絡協議会のメンバーさんらと

今回の催しはプレイベントだが、
本番は、新年度6月から5回シリーズで開催される。
それぞれ、農産物の収穫体験をして、加工体験。
オリジナルのランチをいただき、
もうひとつのつくる体験をするもの。

千歳市の農産物のすばらしさと、
それを支える農家の方々とふれあうことができるツアー企画。

参加されることをおすすめしたい。


「日経ビジネスアソシエ」4月号の「時間活用の技法」に高塚さん登場!

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今発売されている「日経ビジネスアソシエ」

4月号の特集「時間活用の技法」に、
高塚さんがでかでかと出ている。

「エース社員の24時間」というコーナーの
トップバッターとして、3ページの紙幅を使って
その仕事ぶりが紹介される。

「ドラッカーに学んだ時間管理で、
上位1%から上位0.1%に飛躍」した営業マンとして登場。

ドラッカー思想をベースに、
マンダラ手帳を効果的に使って、
アイデア満載で、成果を上げる高塚さん。

詳しくは、同誌を読んでいただきたいが、
ワタシが気になったポイントを列記したい。


・基本セオリーは、C→A→P→Dへ
プランが最初にあってのPDCAではない
現状を把握してはじめて、改善策が講じられる

・毎週、「戦略面談」と「契約面談」の件数をチェックする

・マンダラ手帳には、今日の課題設定を3種入れる
今=今日の事業の成果を上げること
機=潜在的な機会を発見すること
未=未来のために新しい事業を開拓すること、という視点で設定

・朝の起床は5:55に設定、「Go Go Go!」と唱えて起きる
その後、六方拝

・日替わりの「朝の活動」を計画する
ランニングや散歩など

・仕事時間は「奇数時間」でコマ割りし、2時間区切りの5コマと捉える
1コマ目:9時〜、2コマ目:11時〜、3コマ目:13時〜、4コマ目:15時〜、5コマ目:17時〜

・スキマ時間用は手帳で内省
ドラッカーの名言を手帳に貼り、スキマ時間に読む


仕事術に関係ないが、
高塚さんは、スーツは定期的に来者する仕立て屋さんにオーダーしているという。
これには驚いた。


生命保険業界のトップ0.1%の好成績を上げ続けているトップ営業マンに学ぶことは多い。
今一度、ワタシもまねして実践、したい。


ドラッカー本のIBM物語り

ドラッカー本に載っている、IBM物語り。

IBMは、成長したから不況時にも雇用を維持できたという言い方は正しくない。
逆に雇用の維持を約束したからIBMは成長した。
この約束のせいで、
IBMは新しい顧客と新しい用途を見つけなければならなかった。
さらには、市場において満足させられていないニーズを見つけ、
そのニーズを満足させる製品を開発しなければならなかった。
海外に市場を開拓し、輸出を促進しなければならなかった。

もし、不況時にも雇用を維持するという約束がなかったならば、
IBMは世界一の事務機器メーカーにも、輸出企業にもなっていなかった。
(「現代の経営 下 100P)


この章の小見出しは
「雇用の維持は経営者の使命」とまで書かれている。
仕事を確保するために、
新しいお客と新しい製品を開発せねばならない。

今も昔も、
大企業も中小零細も、
事の本質は同じであると思う。


苦境時の心構え

「苦境時の心構え」と題して、鍵山秀三郎氏のことばが響く。

「人も企業も、一直線上で伸びるということはまずありません。
必ず停滞するときがあります。
ときには落ち込むこともあります。
そんなとき、どういう心構えでその時期を過ごすかが大切なポイント。
私(鍵山さん)がこれまで実践してきたことを3つ紹介します。

1 周囲のせいにしない。
2 苦しみはできるだけ自分ひとりで背負いこむ
3 苦難はいつまでもつづかない

この3つのことを自分自身に言い聞かせ、
いま自分にできることからひとつひとつ始めることです。

「工夫次第」
「努力次第」
「自分次第」

これを受け入れたときから不思議と人生が好転します」。

(「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」)


約束のパン〜「粉工房かんすけ」さんの挑戦

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「約束のパン」

道新の「まど」というコラム欄に載っていた記事。

   *

「夫がガンなの。
100%道産で、安心して食べられるパンを作ってほしいんです。
体にいいものを食べて、良くなってほしくて」
1月下旬、JR札幌駅前の百貨店「大丸札幌店」地下1階の食料品売り場。
岩見沢市のパン店「粉工房かんすけ」を経営する山本吉信さん(38)が
自社のパンを売っていたところ、
40代と思われる女性に声を掛けられた。
ガンが食事で治るものか、分からなかったが、
女性の必死のまなざしに、
思わず「全力を尽くします」と答えていた。
山本さんは期間限定で大丸に出店していた。
帰ってから早速、道内の製粉会社やメーカーに問い合わせ、
有機栽培の小麦の全粒粉と十勝産の天然酵母を取り寄せた。
これに道内産のてん菜糖と根室管内羅臼産の塩だけを使って
フランスパン「カンパーニュ」を完成させた。
素材が高価なため、価格は1個1,000円と通常の倍以上になったが、
「これ以上ないパンができたと思う」と力を込める。
女性は名前も連絡先も告げずに帰った。
山本さんは「約束したパンができましたと伝えたい」。
思いを込めて作ったパンを3月中旬にも自分の店で発売するつもりだ。
(鹿内朗代)

   *

先日、ご紹介いただいた岩見沢のパン店「かんすけ」さんのお話。
「道産のオーガニックパンをなんとしてもつくりたい」
そして、
「販売するにはどうしたらいいか」

そんなプロジェクトにまぜていただいた。

ワタシもまた、この山本さんの想いに応えたい。


第10期のM研、最終回に出席

2013年度の「第10期マーケティング研究会(通称:M研)」最終回に参加する。
1年間の講義のまとめと、懇親会(終了記念パーティー)にも参加。
ひさびさ、終電での帰宅となる。

中でも、ワークとして取り上げられた
ポジショニングのシートに考えさせられた。

自社をどう定義づけるか、というシート。
S社(飲食)の例として、

▶顧客層(Who) 
 =ファミリーレストランの卒業生

▶顧客ニーズ(What) 
 =ホテルレストランの雰囲気とサービスをより手頃な価格で楽しみたい

▶オペレーション(How) 
 =ベーカリー、セントラルキッチン、ジョブローテーション

▶業態コンセプト 
 =ホテル並みの味・雰囲気・サービスをリーズナブルな価格で提供


この4つについて、自社の場合はどうななのか、記入するワーク。
これまでも、あちこちのセミナーなどで考えてきているから、
最初の3つまではすっと書けた。

→新しいことに挑む中小企業(経営者)
→どのようにマーケティングをすればいいかの効果的な具体化
→専門家チームの編成、依頼者の内部に入り問題解決を図る


しかし、ふと思った。

(本当に今のワタシはこれでいいのだろうか?)

と。
5年前の定義になっていないだろうか。
現状の実態と離れていないだろうか。
(上記の定義は「広告代理店」のようであり、
今のワタシは「広告制作」または、
記事を制作、レポーターのような役割が多くをしめている)


ワークをシェアした沼澤さんは、明快にその答えを持たれていた。
人の具体例を見ると、自分のことばがずいぶんとアバウトに見える。
戦略的にとがっていないことが、よくわかる。

広くは、広告業であるが、
その中でも時代とともに変化していく我が業態。
変化の中にあって、今一度、どこに向かっていくのか
その方向性を問われた、そんなM研の最終回となった。


利益とは何か。3月の「札幌ビジネス塾」に参加

3月の「札幌ビジネス塾」に参加する。
今回のテーマは「利益とは何か」。

企業のマネジメントにとって利益とはなんだろうか、
という簡単そうで深淵な問題の追求であった。

ずばり、

利益とは、「未来に対するコストである」
と、佐藤さんは解説する。

利益に対する誤解。
・利益は汚いものである(→そうではない)
・利益は企業の目的である(→そうではない)
・利益は実体のある余剰である(→そうではない)
・必要な利益は目標利益より低い(→そうではない)
・利益はコストの流れと関係がある(→そうではない)

ドラッカーによると「利益は条件である」。
存続のための必要条件だという。


売上−費用=利益

その売上の大小は「活動」によって左右される。
活動とは、どんな時間を使ったか。
時間の使い方いかんによって売上げが決まり、
活動が売上げを保証するのだ、という話。

利益が出なかったということは
仕事ぶりが悪かったということ。

これには、アタマの痛い思いで聞く。
ワタシはここ数年、この問題に悩まされている。

自分の仕事ぶりを改善せねばならない。
そんな猛反省を促される、3月のビジネス塾の内容であった。



「ディアネス屯田」での認知症セミナー

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「ディアネス屯田」というセレモニーホールで開かれたセミナー、
「認知症予防について」という講座を取材に行く。

会場は、普段、葬儀ホールとして使用されているが、
テーブルとイスを配置すると、
まったく違和感のないセミナーホールと変身する。
およそ、50名近くの方々が熱心に耳を傾けていた。

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講師は、北海道循環器病院理事長である大堀克己先生。


認知症増加の現状の説明から、
認知症とはいったいどのような病気なのか。
予防には、どういったことが有効なのか。

時折りユーモアを交えながら、実際の診察現場からのお話は、
現実を知るよい機会となった。

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第2部は会場を横に移して、診断テスト。

パソコンの画面を見ながら、タッチパネルにさわるかたちで
簡単に診断ができるシステムで個別診断を行う。

葬儀場での健康セミナー。
今後も期待したい取り組みだ。


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