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「ドラッカーに学ぶ自分の可能性を最大限に引き出す方法」

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ピーター・ドラッカー関連の新しい本を発見。
「ドラッカーに学ぶ自分の可能性を最大限に引き出す方法」
著者は、ブルース・ローゼンステイン氏。
ドラッカー自身にもインタビューをした経験があるフリージャーナリスト。
訳は、井坂康志さん。ドラッカー学会でご一緒した方。
上田惇生先生が監訳者となっている。

人の力を最大限に引き出すことに関心があったドラッカー。
いわゆるセルフマネジメントの分野でのドラッカーの言葉を紹介し、解説する内容となっている。
自らの成長のために必要なこと。
その秘訣が書かれている。

第1章は、トータルライフをデザインする。
ドラッカーは2005年のインタビューでの発言として、
「私の知る限り、充実した人生を送る人は2つ以上の世界を持っている。
1つだけというのは寂しい。政治の世界にその手合いが多い」
と述べている。

事実、ドラッカーの世界は3つあった。
書くこと、教えること、そして相談に乗ること。
自らの強みを活かして、書き手、教師、相談相手になりいくつもの仕事を同時にこなしたという。

そして、
こんなことも言っている。
「58歳になった。
大きくなったら何になるのかまだわからない。
そういうと私の子どもたちは、またかと苦笑いする。
冗談を言っているつもりはない。
人の一生がどう展開していくかは、最後まで分からない」。

ドラッカー先生にしても、そうなんだ・・・。
もちろん、こうなりたいという基本的な方向性は持っていたことであろう。
しかし、どう転んでどっちへ展開していくかは分からないのだ。

それは、ワタシにとってもそうだし、
あなたにとっても、同じであろう。

と、すると、来年の今頃。
2013年の年末には、今想像もできないような道を進んでいるかもしれない。
そのカギは、現在にある。
今やれることを精一杯。
目の前にある仕事で成果を出していくことにしか、
次の展開がないのであろう。

本の1章では、「トータルライフ・リスト」の作成という新しいことを提示する。
自分が何に時間を使っているかを意識し、変化させたい部分を見えるようにする。

今まで知らなかったドラッカー自身のエピソードもちりばめられた本書は、
コンパクトながら、座右の一冊になりそうなものだ。




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