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坂本光司先生の講演会

121112_16_02_29

「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者、
法政大学大学院政策創造研究科教授の坂本光司先生の講演会に参加する。

久しぶり、ガツンと響く90分となる。

坂本先生は日本の中小企業の現場を訪ね歩き、
その数7,000社のうち1割に当たる700社くらいしか「いい会社」がないことを指摘する。

ここをもっと増やさねば、日本の社会は良くならないと喝破する。

いい会社とは、正しい経営をしている会社。
正しい経営とは、人の幸せを追求することだと断言する。
それは決して、売上高などの業績ではないという。
そういう数字は正しい経営をした結果の評価に過ぎない。

経営において、大切にすべき人とは。
主に4人。

1)社員とその家族
2)仕入れ先や社外社員
3)お客様(現在客と未来客)
4)地域住民、弱い立場の人(障碍者、高齢者、シングルマザー)

会社は家族だ、と坂本先生は指摘する。
家族ならば、

もし5人家族で、食べ物が3つしかなければどうするか?
5等分する親はいないであろう。
子どもたちに3つを与え、自分たちは分からぬところで水を飲んでヤセガマンするのが普通の感覚だろう。

しかし、今、企業経営の現場ではそうはなっていないことを嘆く。

つまり、業績の悪化により、弱い立場の社員がリストラという名のもと、
クビを切られている。

このような企業社会が普通とされる日本社会がはたして正常だろうか。
坂本先生は、ここを変えなければ日本はおかしくなるという。

正しい経営はほろびない。

企業経営とは、「地域住民・弱き立場の人々を幸せにする活動」
だと、定義する。

会社は家族のようにぬくもりのある場所でなくてはならない。
家族の中に障碍者がいれば、助けあうであろう。
家族の中に高齢者がいれば、フォローしあうであろう。

会社であっても同じこと。

小さなコップの中で、価格などの競争をしている場合ではないのだ。

「日本でいちばん大切にしたい会社」
シリーズで3冊出版されている。

ご一読をおすすめしたい。





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