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「MBAのための企業家精神講義」を読む

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先日の周年記念講演で知った、瀬戸先生の本を読む。
「MBAのための企業家精神講義」。
編者は、小樽商科大学ビジネススクールとなっているが、
実質の著者は瀬戸篤先生だ。

本書は4章から書かれている。
アダムスミス、シュンペーター、ドラッカーから考察する「理論編」。
ホンダ、京セラ、ソニーなどから考察する「歴史編」。
日本の大学発ベンチャー、地域に見る企業家精神から考察する「現実編」。
そして最後に企業家のための「実践編」。

なぜ、この本を書いたのか。
どんな人に読んでほしいのか。
前書きにこんな一節が書かれている。

「こうした経済環境の激変、教育現場における指導体験から、
”人は、就職や結婚、昇進や転職、退職や独立などの局面で
困難という壁に必ず直面する。
だからこそ、人生のさまざまな局面で企業家精神が求められるのではないか。”
と考えるようになった。
そして、これらの壁を乗り越えるためには、明日に架ける橋が必要だが、
その橋こそがイノベーション(新結合)と呼べるものであろう。
それゆえ、人はさまざまな壁を乗り越えるための行動原理、
すなわち企業家精神を必要としており、
本人の出自や気質もさることながら、
歴史上の理論や事例を学ぶことによって
企業家精神は後天的に身につけることが可能だと思う」


最後の方に書かれている「企業家精神15か条」がいい。
以下、列記したい。

1)言葉を肯定形で結ぶ(コップに水が半分も残っている)
2)部分否定は慎重に
3)知らないことは必ず調べてから返事する
4)映画や本は自分の目で見て読んでから判断する
5)引用する時は事前にオリジナル出典で必ず確認する
6)本は熟読、線を引いてコメントを余白に書き込む
7)いつも堂々とパートナーに包み隠さず真実のみを語る
8)知らないことは沈黙する
9)嫉妬は企業家精神の最大の敵
10)信ずるべきものを、絶対的に信ずる
11)時間や約束を守れないときは、必ず事前に連絡する
12)法定書類は速やかに届ける
13)相手に復唱・確認を求める
14)目的と手段をとり違えず、ミッションを明らかに理解する、させる
15)3分以内に決断できることのみ採用する

そして、こんなことばを紹介している。

<友の憂いに我は泣き、我が喜びに友は舞う>

ワタシもそうありたい。
ぜひ一読をおすすめしたい「企業家精神講義」。
同文館出版、2,300円。









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