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逆境を乗り越える

松下幸之助さん物語りから、逆境を乗り越えろというメッセージ。
   *
経営の神様と言われた松下幸之助氏は「好景気よし、不景気なおよし」と言っていた。これは、好景気の時は力のない人でも業績を上げられるが、本当の経営は不景気の時の対処で決まる。
だからこそ、経営者にとってやりがいのあるのは不景気の時だ、と言っているのだ。
松下幸之助氏は94年の生涯のうち、実に半世紀以上経営に携わっている。
その間、さまざまな苦悩や逆境があった。
丁稚奉公から裸一貫で創業し、敗戦時には財閥指定を受け、その解除のために4年もの歳月をかけて税金を払えないほど貧窮して「滞納王」と世間からののしられた事もあった。
また、別の不況時には仕事がなく、社員さんが敷地内の草刈りをするほかなかったという時もあったそうだ。
しかし、それほどの苦境にあっても、松下幸之助氏は人を切ることはしなかった。
縁あって雇った人はみな運命共同体で、会社の都合でリストラするようなことは絶対にさせないという、松下電器の経営の根本にはそういう考え方があったようだ。

人はピンチになると、燃える人と行き詰まってしまう人がいる。
人間の脳は、逆境の時、自分のこと、目先のことしか考えられなくなってしまうと行き詰まってしまう。
松下幸之助氏は「嘆いてもどうにもならんことは受け入れろ。受け入れることで道は開ける」と言っている。
受け入れたところから知恵が生まれ、道が開けるのだという。
困っても、何か道があるはずだと思うところから道が開ける。
そして、道は無限にあり、その道を閉ざすのは自分の考え方次第であると、言っている。
そのような考え方でいると、逆境は人間にとってむしろピンチではなく、脳が本気で物事に対応するチャンスであり、新しい能力や人間力を磨くための必要条件なのかもしれない。
苦しみから逃げるのではなく、苦しみに挑む心が、人や組織を成長させ「次の新しい自分」をつくり出すのである。

あなたは逆境をどう受け止めているか。
あなたは逆境にどう挑んできたか。

今のあなたの能力は、過去に起こったあなたの逆境がつくりあげたものなのだ。
そして未来のあなたは、これから起こるあなたの逆境がつくりあげていく。
人生で起こるすべての逆境を楽しんでいこう。
逆境を乗り越えた人だけに見える次の新しい世界が広がるのだ。
逆境は何もしない人には起こらない。
逆境はチャレンジした者にしか起こらない現象なのだ。
あなたに起こるすべての逆境は、あなただけに神様がくれたプレゼントなのである。
   *
日本能力開発分析協会「JADA通信」に書かれていた文章。
逆境が人間をつくる。
深い。

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