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2012年9月

「現実を視よ」柳井正著を読む

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ユニクロ
柳井正社長による、日本を喝破する一冊。
「現実を視よ」 PHP研究所。

本は、柳井社長の「原体験」から始まる。
いわく「成長しなければ、即死するー」。

その原体験とは、日本のある炭鉱の町がたどった歴史であった。

「その昔、賑わいを見せていたその地方都市は、1960年代に起こったエネルギー革命の変化の波にさらされることになる。
主力エネルギーが石炭から石油に移行したあおりを受けて、炭鉱はまたたく間に閉山に追い込まれた。
炭鉱労働者で成り立っていた町からは、徐々に住民が去っていき、小学校も廃校。やがて町全体が消えてなくなった。
閉山によってその都市の人口は激減した。
山口県宇部市。私の生まれ故郷である」

柳井社長は「社会の変化は、あるきっかけによって唐突に起こる。そして成長から見放されることは、すなわち『死』を意味する。私は身をもって、その事実を学んだ」という。

ユニクロは今、世界で1,100店舗を運営するグローバル企業だ。
イギリス、中国、アメリカ。そして、成長いちじるしいアジアでは、台湾、韓国はもちろん、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンにも進出している。

そんなグローバルに生きる経営者の目から映る、イマのニッポン。
目次から、内容を追っていくと、

・いまやアジアは「ゴールドラッシュ」
・国に頼らないASEANの若者
・重要なのは「職人気質」ではなく「商人気質」
・日本国内でも、海外勢と競争する時代
・日本の現状は「停滞」ではなく「後退」
・「働かざるもの食うべからず」はどこに
・サラリーマン社会のなれの果て
・正常であれば、必ず成長する

など、「いい加減に目を覚ませ」と言う内容がつづく。

日本の財政状況、約40兆円の税収で90兆円以上を支出する国家会計は、誰がどう考えてもおかしいと、指摘し、
経営は、「入るを量りて、出るを制す」が基本中の基本。
これをせずしている、今の政治家はどうなっているのかと、相当な紙幅を使って苦言を呈している。
その内容は「この本を書くことは、一経営者としては正しい判断ではないかもしれない」とまで本人が語っているほどだ。

その上で、
「平和ボケ」、「ゆでがえる状態」から目を覚まし、志をもったベンチャースピリットで生きよと喝破する。
「現状維持でいい、そう思ったとたんに進歩は止まる」とし、
「この国にはもう、安全、安心、安定はない。自分は人生をどうしたいのか。会社をどう変えたいのか。この国をどうすべきなのか。一人ひとりが日本の置かれた現実を直視しながら、志高く毎日を真剣に生きない限り、未来は変わらない」。

柳井社長が感じる、日本の危機感。
ここを打破するには何をすべきなのか。一人ひとりが考え抜いてほしい、とメッセージする。

苦しいときほど「理想」をもて。

背筋が伸び、肚の底に何か熱いものがわき上がってくるのはワタシだけではないだろう。
そんな一冊だ。
















江別市のファームレストラン「食祭」

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江別市にある、ファームレストラン「食祭」さん。
「アトリエ陶」さんが経営するすてきなお店だ。

写真は「秋野菜の包み焼き」。

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建物も、道産材や江別産レンガを使うなど、随所にこだわったもの。
ピザが焼ける窯もある。

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アトリエ陶を主宰する金井正治さん。
この道40年近くになるという、ベテラン。

ここでは、静かに陶芸体験ができ、
その後、食事とあわせたセットプランもある。



・江別市元野幌919
・011-802-6688(レストラン)



手帳探しの旅〜マンダラ手帳A5リフィル版の採用へ

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手帳探しの旅がつづく。

今年の年頭には、マンダラ手帳で行くと決めてシステム手帳に別れを告げた。
しばらくは、あんばい良く使っていたものの、
スケジュール以外の部分が抜け落ちていることに気がつき、
「マンダラ手帳+システム手帳」の組合わせにして、持ち歩くことにしていた。

その上で、別の手持ちのノートに、タスク(to do)を書き出すようになり、
すると、

  1)ノート
  2)マンダラ手帳
  3)システム手帳

この3つを開いて、見なければならなくなっていた。
いずれのツールも中途半端になってしまい、なんとか一元管理ができないものかと思案にくれていた。

そんな時、武沢さんのメルマガに「来年用にどちらにするか迷っている」
と、マンダラ手帳に
「A5リフィル版」があることを知った。

A5版は見開き2ページで、1週間が見渡せるようにつくられている。
右半分はまるまるノートとして使えるようになっている。
この大きさであれば、1週間のタスクを全部書ける。
(同じ大きさのルーズリーフで実験済み)

右ページにやるべきこと系が書かれ、
左ページにそのスケジュールを配置できるように思ったのだ。

すると、手帳を開いた状態で、
その1週間すべてが俯瞰できる。
この状態はとても気持ちがいいのではないか、と思った。

そもそもはリフィル版なので、システム手帳のように他のものも挟める。
難点は、従来のバイブル版サイズより大きくなることである。
携帯性や、さっと取り出してその場でアポを記入する、といった俊敏性に欠ける。
カフェなどのテーブルでは、開くと大きすぎるかもしれない。

しかし、今や、アポのほとんどがメールでやってくる時代だ。
上記のデメリットを打ち消すほどのメリットの方があるはずだ。

そう信じて、今回のセッティングに決めた。

多少のコストは、その成果が打ち消してくれるであろう。
なによりも、

  ・長期的な方向性
  ・日々のかみしめるべきルーチン系
  ・年間の計画表
  ・半期の数字目標表
  ・着手したいプロジェクトリスト
  ・週間のタスク&週間のスケジュール表

これらが「1冊になっている」、しかもいつでも持ち歩きできる状態になっている。
このことが、気持ちいい。
落ち着くというか、やすらぎを感じる。
(ワタシの強みのひとつに「規律性」というのがあり、
秩序だったことが大好き、逆に混乱している状態に耐えられない、
ということが、こういったことに大きく影響しているように思う)

まあ、いずれにしても、
手帳探しの旅は終わりそうにない。
仕事のやり方の変化に合わせて、それを管理する道具も変化するはずだ。
そう思って、
気分一新。

2012年度の後半戦に臨みたい。



「心を高め、運命を伸ばす」

稲盛和夫さんの雑誌対談記事から。
「心を高め、運命を伸ばす」。
月刊「致知」10月号。

「心技体」ということばはスポーツではよく使われますが、
経営ではめったに出てこないんですね。
そういうことを言うと精神論のように受け取られますが、
私は、やはり経営も「心技体」が揃わなければうまくいかない。
盛和塾は始まって以来ずっと、
「心を高める、経営を伸ばす」
を一貫としたテーマに掲げてきました。

永続的に発展する企業になるためには、3つの大切なことがあります。
これは企業に限らず、個人の人生にとっても大切なことだと私は思っています。
1つは「謙虚にしておごらず」。
2つ目「思念は業(ごう)をつくる」。
3つ目は「宇宙の心と一体になる」。

私は人生の目的は何か、と問われれば、
それは、心を高めることであり、魂を磨くことにあると思っています。
人間が死を迎える時、
現世でつくりあげた地位も名誉も財産もすべて捨て、
魂だけを携えて新しい旅立ちをしなくてはなりません。
だから、生まれた時よりも少しでもましな人間になる。
すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂になって旅立つことが、
この世での人間の務めだと思います。

そのためには、最後の最後まで心を高める努力をつづけていくことが大切です。
そしてその努力が人間の運命を伸ばしていく最善の方法だと思っています。


ご存知、京セラの名誉会長であり、
経営破綻した日本航空の立て直しを、成し遂げた経営者。
巨大企業の再建も、ひとりの個人が生きる道も同じだと説く。
<心を高める>。
言い換えれば、「利他の心」。
世のため、人のためにつくすことが人間として最も大切なこと。

JAL再建の要諦は、「全社員の心をどうやって一つにして経営するかに突きる」
と語る。

毎朝、「心構え」を磨き、
正しい「思いを描き」、
「謙虚」に今日も歩みたい。




「さっぽろ圏ご当地ふーど発見隊」の修了式

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札幌広域圏組合のシリーズ企画「さっぽろ圏ご当地ふーど発見隊」の修了式が、札幌市内の会議室で行われた。

この企画、1回目は座学で課題である「ラップサンド」に関する知識を得て、
2回目は実際の畑に行き、収穫体験や加工体験をすることを通じて、
それぞれのラップサンドをアイデアを出していただき、
審査をし、試食して味わうといったもの。

修了式には21組の親子が参加。
33作品が集まった。

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試食として出たのは、トマトやチーズ、じゃがいもなどが使われたもの4品。
どれもこれもおいしい。

子どもたちの奇想天外なアイデアや、
思いもよらない食材の発想などがあったそうだ。

グランプリ作品は、中村彩乃さんの「じゃたらラップサンド」。
ジャガイモの中にかくされた、タラコとコーンの”しょっぱあまい”つぶつぶ感が魅力の一品。
「審査員全員が、うまい!」と声を上げた作品だったそう。

こういった企画を通じて、
札幌圏の魅力の一旦がさらに広がることは、うれしい。

「どうぎんカーリングスタジアム」に取材に行く

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月寒体育館隣にオープンしたカーリング場「どうぎんカーリングスタジアム」に取材に行く。
ここは、公共施設としては全国で初めての通年型の専用施設。

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外装に江別産レンガ、内装に道産カラマツや札幌軟石を使用する。
中は5〜8℃程度に保たれており、当然のことながら寒い。

カーリングは、見た目以上に難しい。
ただ、ボウリングのように石を投げればいいように見えて、実は奥が深いことを知る。

チームワーク、瞬時の的確な判断、頭脳プレーが要求されると、
指導してくれた、札幌カーリング協会のインストラクターはいう。

けれど、奥は深くとも入り口は広い。
シニアの方はもちろん、障碍者でもやれるスポーツだ。
小学生対象の無料体験会も予定されている。

なにか、新しいことにチャレンジしたいなあ、と考えている方には、
ぴったりなスポーツかもしれない。

新しい世界が広がるような、そんなすばらしい施設であった。


・月寒東1条9丁目
・地下鉄東豊線「月寒中央駅」から徒歩約5分

逆境を乗り越える

松下幸之助さん物語りから、逆境を乗り越えろというメッセージ。
   *
経営の神様と言われた松下幸之助氏は「好景気よし、不景気なおよし」と言っていた。これは、好景気の時は力のない人でも業績を上げられるが、本当の経営は不景気の時の対処で決まる。
だからこそ、経営者にとってやりがいのあるのは不景気の時だ、と言っているのだ。
松下幸之助氏は94年の生涯のうち、実に半世紀以上経営に携わっている。
その間、さまざまな苦悩や逆境があった。
丁稚奉公から裸一貫で創業し、敗戦時には財閥指定を受け、その解除のために4年もの歳月をかけて税金を払えないほど貧窮して「滞納王」と世間からののしられた事もあった。
また、別の不況時には仕事がなく、社員さんが敷地内の草刈りをするほかなかったという時もあったそうだ。
しかし、それほどの苦境にあっても、松下幸之助氏は人を切ることはしなかった。
縁あって雇った人はみな運命共同体で、会社の都合でリストラするようなことは絶対にさせないという、松下電器の経営の根本にはそういう考え方があったようだ。

人はピンチになると、燃える人と行き詰まってしまう人がいる。
人間の脳は、逆境の時、自分のこと、目先のことしか考えられなくなってしまうと行き詰まってしまう。
松下幸之助氏は「嘆いてもどうにもならんことは受け入れろ。受け入れることで道は開ける」と言っている。
受け入れたところから知恵が生まれ、道が開けるのだという。
困っても、何か道があるはずだと思うところから道が開ける。
そして、道は無限にあり、その道を閉ざすのは自分の考え方次第であると、言っている。
そのような考え方でいると、逆境は人間にとってむしろピンチではなく、脳が本気で物事に対応するチャンスであり、新しい能力や人間力を磨くための必要条件なのかもしれない。
苦しみから逃げるのではなく、苦しみに挑む心が、人や組織を成長させ「次の新しい自分」をつくり出すのである。

あなたは逆境をどう受け止めているか。
あなたは逆境にどう挑んできたか。

今のあなたの能力は、過去に起こったあなたの逆境がつくりあげたものなのだ。
そして未来のあなたは、これから起こるあなたの逆境がつくりあげていく。
人生で起こるすべての逆境を楽しんでいこう。
逆境を乗り越えた人だけに見える次の新しい世界が広がるのだ。
逆境は何もしない人には起こらない。
逆境はチャレンジした者にしか起こらない現象なのだ。
あなたに起こるすべての逆境は、あなただけに神様がくれたプレゼントなのである。
   *
日本能力開発分析協会「JADA通信」に書かれていた文章。
逆境が人間をつくる。
深い。

土屋公三氏の「成功への十訓」

「成功への十訓」
1 ものの見方、考え方を変えると人生が変わる
2 信念、暗示など、心の潜在意識を活用せよ
3 夢を見、目標を立て、現在に最善をつくせ
4 逆境こそ天が自分に与えた最大のチャンスである
5 よい本、よい人、よいものに積極的に接せよ
6 数字、時間、他人、自分に強くなれ
7 専門知識または超一流のものを何か一つ身につけよ
8 人生、成功すべてのものに先人の知恵と汗とで創りあげた公式があることを知れ
9 常に問題意識を持ち、なすべきことを知り、それをなし遂げる根性を持て
10 自分の立場や環境に感謝の念をもち、現状改革にたゆまず挑戦せよ

「土屋ホーム」を創業した土屋公三氏の著作、「生きがい、やりがいを育てる」から。

ご自身なりに成功した人を参考にしてつくったという。
これを若いころから意識し、自分の人生観にしたそうだ。


我々もまた、参考にしたい。


おひとりさま市場

「今や日本で最も多いのは一人暮らし世帯。
2010年国勢調査によれば、日本の全世帯数5184万世帯のうち一人暮らし世帯は
1679万世帯で32.4%を占め、夫婦と子供から成る世帯の1444万世帯(27.9%)を上回った。
一人暮らし世帯が増えたのは「未婚化」「晩婚化」と「熟年離婚」「夫婦の死別」が増加したから。
これは構造的な問題です」

という記事を見た。
これは、「おひとりさま市場」が急速に伸びることを示している。
スーパーマーケット、飲食店、住宅、旅行、
どの業界もまだまだ、このおひとりさま用に対応しているとは言えない。
しかし、今後、どんどんひとりで行動する人が増えてくるのはまちがいない。
おひとりさま用のサービス、商品の対応が急がれる。

文章をつくる、仕事

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北海道新聞に記事提供させていただく仕事も半年が過ぎた。
今回は、ニセコでがんばる「ニセコアウトドアセンター」の南さんをご紹介した。

この連載、半年もつづけていると、認知度も上がってくる。
取材のお願いをすると、「見てます」・「知っています」という声が多くなってきた。
大変、ありがたいことだ。

取材では、いろいろなことが聞ける。
仕事の喜び、やりがい、ご苦労・・・。
その中から、読者に響くようなポイントをつむいでいくような感覚で文をつくる。
当然、規定量である800字には収まらない。

しかし、
回を重ねていくうちに、だんだんと、少しではあるが
まとめることができるようになってきた。

思い起こせば、ワタシは高校生のころ「(将来は)文筆家なんかになっていたいなあ・・・」
などと言っていたことを覚えている。

その当時は、どんな大学に進むかさえも明確ではなく、
ましてや、経済学部から広告代理店に進むという、
ちょっと変わった道を歩むとは、思いもよらなかった。

しかし、今、ワタシは文章を書くことが仕事の中心を占める。
高校生の時分にうそぶいていた「文筆家」ではないが、
そのような姿になった。

広告のコピーや細かな原稿制作からはじまって、
企画書作成や、社内報制作の仕事に携わった。

ある大手企業の「トップメッセージ」の代筆をやることになったことが、
今思えば、転換期であった。

その後、「お客様の声」を掲載するインタビュー取材の機会をいただき、
取材→撮影→執筆、という原型が生まれた。

そのスタイルは、企業取材や製品開発インタビューなどの仕事をつうじて鍛えていただいた。

そして、今、「ウェブサイトのコンテンツ」という型で、
「記事」をつくりつづけている。

30年も前に、ふわっと思っていたこと。
そうなるとは思いもよらなかったが、
潜在意識がなせるワザなのか、

つくづく不思議に思う。



「東京R不動産」というユニークな集団を知る

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ユニークなサイトを運営し、独特な働き方をしている集団を知る。
「東京R不動産」。
ちょっと変わった物件を集めてきて、クリエイティブな切り口から紹介。
その上、収益をきちっと上げているというサイトだ。

ワタシは三浦展氏の「第四の消費」という本からこのサイトのことを知った。
いろいろ検索していくうちに、とてもユニークな集団であることがわかった。
それは、例えてみれば「ほぼ日刊イトイ新聞」のありようにつながる。

好きなこと、興味のあるおもしろいことを追求しつつ、利益につなげる。

著作があることを知り、そく購入した。
「だから、僕らは この 働き方を 選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル」
ダイヤモンド社。

「働き方3.0」の時代、と称して、会社員でもないフリーランスでもない
第3の働き方・生き方を実践する。

彼らが理想とする働き方は次の4点に集約されるという。
1 やりたい仕事をすること
2 ちゃんとお金を稼ぐこと
3 社会を豊かにすること
4 楽しく仲間と働くこと

「どれも当たり前のことかもしれないが、これを全部クリアして働くのは、
普通の会社ではなかなか難しい」と言っている。

「東京R不動産」という不動産サイトは2003年にスタートした。
最初は具体的な事業計画も何もなく、ちょっとしたアイデアとその先に拡がる可能性だけがあったという。
フリーランスのような個人が数人集まり、ゲリラ的に活動が始まり、
半年後にユーザーの手応えをもとに本格的に始動した。
そのサイトが3年後の2006年には月刊PVが200万を超え、
年収700〜800万円水準のプレーヤーが複数出るようになったという。

住まいやオフィス・店舗に関するニーズの変化と、
インターネットが結ぶ、ニッチな欲求。
そこにクリエイティブな味付けがあれば、
新しい市場、新しい価値が生まれるということを実証している。

「東京R不動産」。
注目したい取り組みだ。







「ないとうクリニック」の開院準備が進む

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元・おおあさクリニックの院長である、内藤貴文先生が
自らの思い描く地域医療のありかたを実現すべく準備をしている。

新医院の名称は「ないとうクリニック」。
整形外科、リウマチ科、内科の病院だ。

場所は、江別市大麻東町14−6。
厚別通から江別に入り、「2番通」に面する。
「ツルハドラック」のお隣。

開院は9月20日(木)と聞く。
内藤先生、58歳の挑戦が始まる。

日野原重明さん、100歳になってもFacebookのためにiPadの練習をする

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聖路加国際病院理事長・日野原重明さん。
100歳での現役医師。
その講演録の一部から。

「私はいま、遅れている日本の医学教育を変えるために学校をつくろうと思っています。
その目標を達成するためには、あと10年かかる。
だから、110歳まではなんとか自分の体を健康に保ちながらやっていきたい。
(中略)
私のスローガンは『年をとってもやったことのないことを始める』です。
もうこの年だから、英語の勉強をしたり、あるいはコンピューターを習ったりしてもしょうがないと言うのではなく、70、80、90歳になってもやったことがないことを始める。
いま私がやっていることは、FacebookをするためにiPadの練習をすることです。
マルティン・ブーバーというユダヤ系の哲学者はこう言っています。
『人ははじめることを忘れなければ、いつまでも若くある』。
人間の脳は、本当に不思議なもので、
使えば使うほど活性化するのです。」
(月刊「致知」10月号より)

100歳になっても、なお新しいことにチャレンジする。
「学校をつくろう」という目標を持っていらっしゃる。
しかも、「その達成まで10年はかかる」と具体的な計画を持たれ、
その上で、「健康を保ちたい」という。

なんという素晴らしい方なのか。

高齢化社会・日本の師。

日野原さんの挑戦に、後をつづく私らがへなちょこであってはならない。
師の後ろ姿に、背筋を伸ばす方も多いことであろう。
ワタシもその一人だ。

 

「日本でいちばん大切にしたい会社」坂本光司著 あさ出版

「日本でいちばん大切にしたい会社」坂本光司著 あさ出版。
この本は必読だ。
シリーズ3冊すべてを熟読したい。
それぞれの経営に活かしていただきたい内容が記されている。
中でも、冒頭のメッセージ。
   *
「人を大切にする経営」の「人」とは(中略)5人の「人」です。
その5人の1人目は「社員とその家族」、
2人目は「社外社員とその家族」、
3人目は「現在顧客と未来顧客」、
4人目は「障がい者や高齢者などの社会的弱者」、
そして5人目は「出資者・支援者」です。
ところが現実には、多くの経営者が、業績重視・成長重視・シェア重視・ランキング重視といった、
間違った経営をしているようにみえます。
業績や成長は正しい経営を行っているかどうかの結果の現象であり、
目的にしてはならないのです。
   *
坂本先生は、景気に関係なく長期に渡って業績を上げ続けている企業の共通点をこう表現する。
「その最たる共通項とは『人間尊重経営』『人本経営』、つまり人を大切にする、人のしあわせを念じた経営が貫かれていることでした」。

これらの企業は、社員へのリストラや仕入れ先に理不尽なコストダウンを要求することもなく、顧客のリピート率もきわめて高いという。
本のなかで紹介されている企業は、どれもすばらしい考え方で経営され、感動をおぼえる。
すべての中小企業経営者に参考になるシリーズ作、
ご一読をおすすめしたい。

「経営」とは〜辞書からの以外な定義

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なにげに気になって「経営」とは何だろうと、辞書にあたった。
すると、そこには驚くべきことが書かれていた。

けいえい【経営】
①力を尽くして物事を営むこと。工夫を凝らして建物などを造ること。
②あれこれと世話や準備をすること。忙しく奔走すること。
③継続的・計画的に事業を遂行すること。特に会社・商業など経済的活動を運営すること。また、そのための組織。

と、書かれていた。(広辞苑より)

正直、びっくりした。
ワタシの中では、③の「経済的活動をする運営体」くらいに思っていたのだが、その本質はまったくちがっていた。
力をつくして、工夫をこらして、物事にあたることを経営というのだと書かれている。
忙しく、あれこれと世話や準備をすることが経営だと、辞書は定義している。
まさしく、ワタシがふだん思いやっていること。
その原典を知り、うれしくなった。

人はみな、なにがしらで「経営」せねばならない。
力をつくし、
くふうをこらし、
せわをやき、
じゅんびをする。
継続的に物事を押し進め、
計画的に自らのやるべきことを進める。

「経営」とは、すばらしい「ありよう」に思った。

運命を伸ばすために必要なこと

月刊「致知」10月号が届く。
特集は「心を高める、運命を伸ばす」である。
そのリード文章から。
それぞれの世界で一道を切り拓いてこられた方々が共通して言われること。
伸びる人の条件。
職業のジャンルを越えて、その道の頂点を極めた人たちが一様に答えたことは、
「素直な人が伸びる」
というシンプルな言葉だった。

素直なこころを持ちながら、
日本将棋連盟会長の米長邦雄氏は、運命を伸ばすこころの在り方としてこう言ったという。
「ねたむ、そねむ、ひがむ、うらむ、にくむ。そういう気持ちを持っている人に運はついてこない」。

また、稲盛和夫氏が一貫して説いていること。
「心を高めない限り、経営は伸びない」。

このように、心のありようがいかに大きな人生の差異となるか。
このことを肝に銘じ、自らの心を高め、運命を伸ばしたい。

9月の「札幌ビジネス塾」

9月の「札幌ビジネス塾」に行く。
今回は須田さんが講師だ。
演題は「視座の高さが生き方を変える」。
印象に残った点を記しておきたい。

・一生懸命と本気は違う
一生懸命は、人に言われてなる状態。だから「がんばる」→「深刻」になり→「苦しい」状態に陥る。
それに対して、本気は自らの意思によってなる状態のこと。まずは「覚悟を決める」→「真剣になる」→「楽しい」状態になる。

・「本気の人」は自分でしかできないと思っていることをやっている。
・人生の師を設定せよ、そうするとブレない。
・日本人は、昔から「肚(はら)」の文化を持っている。
・知識の量より覚悟の量が大事。
・志と時流と強みを活かしたところに本分がある。

何事も「知っている」ことよりも「やっていること」が大切だと説く。
いい話を聞いた、だけで終わらせないよう、ワタシもひとつでも多く「実践」につなげたい。

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