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2012年8月

時間を記録する、2012年の8月最終週

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ドラッカーの教えの中で、自己管理の最初に出てくるのが「時間管理」である。
いわく、
有名な名言「成果を上げるものは仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする」。
そして、
「時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退け、自由になる時間を大きくまとめる」とある。
その上で、
「時間を管理するには、まず自から時間をどのように使っているかを知らなければならない」という。

その原則に則って、今週1周間のその記録の週とした。
自分はいったい、何にどのくらい時間を費やしているのか。
それを克明に記録した。

この作業は過去、何度も行っている。
集計するたびに驚かされる。
自分のイメージしていた時間配分と、実際の行動記録が大きく乖離しているからだ。

今回はどうだったのか。
結果から言うと、予想から大きく逸脱するようではなかった。
Aプロジェクトに34%、Bプロジェクトに14%、Cプロジェクトに13%という配分になっていた。

しかし、
全時間からの「有効作業時間」割合は59%であった。
ここは、もっと高めなくてはならない。

新しい企画のための時間は、結果的にわずか3%であることがわかった。

こうして、時間使いを数値化して「見えるようにする」ことでいろいろなことがわかってくる。

ドラッカーは、まずは「時間を記録する、整理する、まとめるの3段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本となる」という。

ビジネスマン・知識労働者の基本。
スポーツでいう、基本練習。
野球ではキャッチボール。スキーではプルークボーゲンだろうか。
いや、どのスポーツにも共通する「ランニング」であろうか。
いつも基本に立ち返り、チェックせねばならない大切なことのように思う。


通販市場の拡大と、大卒者の仕事の不安定化

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通販市場が初の5兆円台となり、6兆円の百貨店業界に迫るという。
グラフの推移からすると、両者の逆転現象は時間の問題に見える。
インターネットの浸透による変化が消費の世界を変える。

一方、
「今春大学生の卒業者の内、25%が仕事せず」という記事も載る。
文部科学省の調査、全国の大卒者55.9万人の内訳だ。
卒業者の内、「進学も就職もしていない人」=15.5%。
アルバイトなど「一時的な仕事に就いた人」=3.5%。
1年以上の「契約社員」=3.9%

道内においては、「安定的な雇用に就いていない人」は25.6%にもなるという。
4人に一人の割合いだ。

消費の世界が変わり、ニーズが変化し、仕事も流動化していく。
変化への対応が、いろんな場面で急がれる。

高倉健さん〜ストイックな放浪

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俳優、高倉健さん。
半世紀以上も日本のスターとして輝きつづける人だ。
「人は負けることがある。それでも負けないぞと思ってやっていれば、いい人と出会える」と語る。
そんな高倉さんも、最初は「おまえは俳優に向かない。目がだめだ」と俳優座で言われた。でも「このやろう」と負けん気をもってここまで来たという。
演技を学び、体を鍛え、スターの座に上りつめたが禁欲を貫いている。
酒を飲まず、「身を誤るから」と夜の銀座には出掛けない。
賭け事も「熱くなるから」と手を出すこともない、という。

81歳の今、人生は目的地のある旅というより、
とどまることのない放浪だと感じている。

「お金ではなくて、いい人に出会うことが財産だ。
いい仲間や伴侶、子供たち。僕たちはいい人に出会えることを信じて、頑張っていくしかないんじゃないでしょうか」と締めくくる。

<人生はとどまることのない放浪>

ストイックな放浪者。
氏のイメージを、みごとに表現していることばのように思う。

航空写真家・清水武男さんの訃報を知る

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航空写真の第一人者であるカメラマンの清水武男さんが亡くなった。
訃報を知らせる記事が新聞に載る。
69歳であったそうだ。

ワタシも直接・間接的におせわになった。
すばらしい空撮の作品に魅了された一人だ。
利尻島、釧路湿原、大雪山など、今も鮮明に作品を思い出せる。

記事によれば清水さんは、1963年に写真家としてデビュー。航空写真を中心に取り組み、道内各地や南米、アフリカなどで撮影。空撮時間は5,400時間を誇った。空撮写真集だけで10冊、作品展は国内外で69回開いたそうだ。
入院直前の5月まで、取材に走り回っていたという。
業界の大先輩のご冥福を祈りたい。

「今日もていねいに」

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「今日もていねいに。」
『暮らしの手帖』編集長の松浦弥太郎さんの著書のタイトル。
ていねいに暮らす。
ていねいに仕事をする。
ていねいに人と接する。
普段、あわただしい日々をおくる我々にとって忘れがちなこと。
「効率」というビジネスの尺度に対する真逆の思想。

ていねいな暮らしぶり。
ていねいな仕事。
ていねいな人あたり。

ハッと気づくとともに、
大いに共感させられる。

今日もていねいに。

お互い、そうありたい。

オートバイ市場の変化と「バイク宅配サービス」

新聞に「オヤジライダー川湯に集結〜バイク宅配サービスが呼び水、客伸びたホテル・飲食店」という記事が掲載されていた。
新たな観光需要の掘り起こしとして、中高年ライダー向けの運送サービスを紹介している。
このなかで、オートバイの市場の変化が伝えられている。

日本自動車工業会(東京)によると、2011年のオートバイ国内出荷台数は約40.6万台。
ピークであった1982年の約334万台の1割になっているという。
約30年かけて市場が衰退していることがわかる。

一方、オートバイ購入者も変化している。2003年度に39.9歳だった購入者平均年齢が、2011年度は48.5歳と約9歳も高くなった。

確かに、道内の観光地でもライダーの姿を見ることが少なくなった。
いたとしても、その多くはかつての若者ではない。昔は、ライダー=若者 という図式が、今は中高年に変化してしまった。

変化を機会に。
マーケティングの基本を実践する「バイク宅配サービス」に期待したい。

朝の習慣

朝は基本的に、5:30に目覚ましをセットして起きるようにしている。
(もちろん、状況によってこの時刻はぶれるが)
起きがけに水を1杯必ず飲み、トイレに寄って1日がスタートする。
机に座り、手帳に起床時刻を記載する。
その後、ノートを取り出し、きのうの日誌をつける。
日誌といっても、1行日誌。昨日の主な行動を書いておく、といったものだ。
もうこの習慣を6年も継続している。
普段はあまり見返すこともなく、たいして役に立ってはいないが、時折振り返るといろいろと忘れていることが多く思い出され、気づきの元となる。
そうして、パソコンを起動しブログに投稿したり、メールをチェックしたりする。
1日の予定を確認し、ノートにやるべきことを書き出す。
大まかな時間割を設定して、本日の流れをイメージするようにしている。

月曜の朝は、こういった作業の後に、街中のマクドナルドへ向かう。
100円コーヒーを注文して、約20分間の「ひとりミーティング」を行う。
手帳の真ん中にある「今週の目標・役割」欄を見て、どうだったかをチェックする。
赤ペンを持って、できた・できなかった・先送り・進行中など1週間を振り返る。
メモ欄に記されたタスクに関しても、やれた・やれなかったをチェックする。
この工程を終えてはじめて、「今週」のページを開け、再度「今週の目標・役割」欄に新たな目標を記載し、1週間の流れなどをメモっていく。

充実した1週間というものを過ごせたことはほどんどないが、
それでも、こうした工程を経ることで、少しはまともな時間の使い方にはなっていると思う。
改善の余地はまだまだあるが、朝の習慣は大切にしたい。

2012年のお盆

積丹町は美国の海で、「シュノーケリングで行く積丹・青の洞窟ツアー」を取材する。
「積丹ブルー」の海が洞窟の中でひときわ輝く神秘的な光景を見ることができるツアー。
ダイビングショップ・オーシャンデイズさんが実施するこの企画は、今後人気を呼びそうであった。

翌日は、7時出発で留萌&美唄への墓参りに行く。
渋滞を覚悟していたが、ほとんどその影響を受けず、終始スムーズに移動することができた。
今年は、増毛町に立ち寄り観光スポットを散策。
歴史的な建造物から、かつての賑わいに思いを馳せた。
昼食は、留萌市のミシュラン掲載店で。
途中、道の駅で休憩をとりながら、美唄の墓に到着。
親戚の家におじゃまして、お盆らしい一時を過ごした。

「レバンガ北海道・折茂武彦講演会」に行く

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札幌広域圏組合さん主催の「レバンガ北海道・折茂武彦講演会」に行く。
演題は「夢の実現に向けた、飽くなき挑戦」。
小中学生とその親、約200名に語る。

プロバスケット選手であり、球団の理事長も務める折茂氏。
氏は夢を持つこと、目標を持つことの大切さを説く。
その上で、何事も、練習も、「考えながらやる」重要性を訴えていた。
考えて、工夫して、試す。
この繰り返しが、夢や目標に到達するすべてだという。

また、「心技体」ということばがあるが、
特に小中学生に対しては、「心体技」の順番が大切だと言っていた。
技を磨く前に、カラダをつくれと。
炭酸飲料やおかしを食べずに、ごはんをたくさん食べろと強調する。

会場の子どもたちからの質問は、バスケットの技術的なことが多かった。
しかし、テクニックの前にしっかりとした基礎力を高めよ、
折茂氏の持論は明快であった。

スポーツであれ、勉強であれ、仕事にあっても基本は同じだ。
基本練習を大切に、練習では本番をイメージして緊張感を持ってやり、できないことをできるようにしていく。
実績を残してきているプロのことばだけに、重みがある。

3C視点

我々が普段もっとも多く使い、かつ忘れてはならない「フレームワーク」のひとつに「3C」というものがある。
使うというより、日常の基本的な思考回路のひとつ、といっていいかもしれないほどだ。

3Cとは、カンパニー・カスタマー・コンペティターのこと。
・会社(自社)
・顧客
・競合
この3つの視点から課題を考え、広告物なり原稿を作成していくための、ものの見方のことだ。

「依頼先の会社の現状からすれば、・・・だけれども、お客さん側からすると・・・のように見える。競合のA社に比べて優位性のある・・・を引き立たせて訴求してはどうか」。

大切なことは、物事を1面的に見るのではなく多面的に客観的に見て課題を分析するということ。
この「3Cフィルター」にかけたものでないと、原稿も広告物もしまりが悪いものになる。
つまり、一方的な独りよがりのメッセージになる。
結果、人の心には響かない。

この3C視点、3Cフィルターは、あらゆる場面に役に立つ。
自分を売り込む就職活動にも、
婚活活動での基本戦略を考える場合にも有効である。
自分の強み弱み、良さはどんなことがあって、相手の現実・ニーズはどんなところにあり、かつライバルを分析してどこをアピールすれば結ばれるのか。

思考の訓練として、常に3C視点を忘れないようにしたい。

2012年の夏

朝一の業務は、担当しているFacebookページに記事投稿。
その後、特集ページの編集・記事制作。
新聞への記事原稿を作成、推敲。
情報をいただいた取材先との確認やりとり。
もろもろ、メールでのやりとりを終えてお昼となる。

午後からは人に会い、打合せアポが続く。
新しくお願いするライターさん、チームの首藤さん、同じくチームの新目さんを回り、進行の確認や内容の検討などを行う。
夕方の大通ビアガーデン会場を撮影しておき、夜のナレッジプラザ「マーケティング研究会」に滑り込む。
この日は、インターンの方が同行してくれた。
それぞれの分野でがんばっている先輩社会人の一端をお見せすることができた。
何かを感じていただき、就職活動に活かしていただければうれしい。

家に帰ると、子どもたちの動きも激しい。
一人は再び北見へ合宿に行くといい、その準備をしている。
もう一人は、コンタクトレンズを購入し、朝練習がつづくという。

テレビでは、ロンドン五輪の熱戦を伝えている。
「チーム」「女子」の健闘が目立ち、全力で闘う感動を届けている。

お互い、声を出し合って乗り切っていきたい2012年の夏だ。

観光市場の動き

訪日観光客が、震災前の水準に回復してきたと業界新聞は伝えている。
2012年6月は、中国が25%増(前年同月比)。
タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムも過去最高。
一方で、韓国、フランス、ドイツ、シンガポールは2桁の減少。
放射能汚染への警戒感と円高による影響があると、新聞は分析している。

また、札幌市の観光客はどうか。
ピークの2006年度に比べ年間194万人、率にして13%減少していることを別な新聞が伝える。
内訳として、道外客、台湾客の落ち込みが顕著であるという。
「新たな魅力の掘り起こしが必要」と記事はしめくくる。

「検証札幌圏」のシリーズ記事を載せた道新によると、
・中国人を狙え1=医療ツーリズム〜超富裕層の争奪戦
・中国人を狙え2=報奨旅行〜再訪期待、誘致に力
・中国人を狙え3=サイクリングツアー〜道路に潜む可能性
・個人客を狙え =LCC元年〜好機をつかむ企画を

と、それぞれ最近の動き・変化を取材した記事・提言が掲載される。

今日

・「賢者には毎日が新しい人生である」
・「今日、一日の区切りで生きる」
・「今日も生涯の一日である」

どの教えも今日の大切さを説いている。
未来も過去もあるが、大事なことは「今」この瞬間である。
「今日は新しい人生だ」
こう自分に言い聞かせて取り組んでみよう。

「明日になったらジャムがあるとか、昨日だったらジャムがあったのにといっても、それは今日のジャムでは絶対ないのだ。私たちのほとんどはそうなのだが、昨日のジャムをあれこれ考えたり、明日のジャムについて悩んだりしている。きょうのジャムをいまパンに分厚くぬる代わりに」。
(「道は開ける」)

ロンドンオリンピックの熱戦がつづく

ロンドンオリンピックの熱戦がつづく。
悲喜こもごも、選手の奮闘が伝えられる。
スポーツはいい。
シンプルでわかりやすいから一層、感動が伝わる。
メダルをとった選手に共通しているコメントがある。
それは、
「支えてくれた皆さんに感謝です」
ということばだ。
勝てたから、感謝しているケースもあろうが、
逆に、
感謝があるから勝てた、ということなんだと思う。

4年間、目標をこれ1本に絞り、
必死に毎日の練習をこなし、
時にスランプに陥ったりしながらも、
自分自身を高め、本番に臨んできた選手たち。

だからこそ、選手はみな光り輝いて見える。
元気を、エネルギーをいただける。
スポーツはいいなあ。

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