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神田昌典さんの久々の「2022ー これから10年、活躍できる人の条件」

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賛否両論あるのであろう、そんな本を読む。
神田昌典さんの久々の新書。
「2022ー これから10年、活躍できる人の条件」
神田さんは、歴史は70年周期で巡っているという。歴史とは、ランダムなできごとの連続により創られるのではなく、同じパターンの物語りの繰り返しにより創られているという認識だそうだ。
それによると、今後の未来予測として、こんなことを描いている。
2011年 東日本大震災
2112年 国家財政がさらに深刻化
2013年 国際金融市場の破綻
2014年 地方への移住急増
2015年 東京直下型大地震、大企業の相次ぐ破綻
2016年 インフレーション、預金封鎖、新しい政治体制
2020年 ようやく新産業の芽が出始める
・・・
これは、単なる予測ではなく、70年前の1941年、太平洋戦争が始まってからの数年と重ね合わせてのできごと予測だという。
明治維新や戦後復興に匹敵するような、歴史の転換期に今はあると指摘する。
さらに、
アジア各国の人口ピラミッドから読み解く今後の流れとして、
・日本は2020年まではまだいいが、その後は一気に下り坂
・中国の勢いは、2020〜2025年頃まで続く
・韓国の勢いは、これからますます加速する。2025年頃まで続く
・東南アジア諸国が勢いづくのは、2030年頃から
・インドは2050年〜2060年には、世界最大のGDP国に
そして、
商品のライフサイクル論から、2024年頃には「会社という概念がなくなる」という。
「以前であれば、会社に属することで給料が増えた。しかし現在では、長年勤め続けても給料は増えないし、退職金も期待できない。
以前であれば、会社に行かなければ仕事にならなかった。しかし現在では、会社に行くと雑用ばかりで仕事にならない」
神田さんは、こう指摘する。
その結果、「会社」という器にとらわれない社会がはじまるだろうという。
そこには、「同じ未来を見ている者同士が、国境を超え、『器』にとらわれず、柔軟につながり合うネットワークを形成していく」とする。
そう、まさに、「ノマド」的な働き方だ。
このような、大転換の時代のなか、一人ひとりはどう生きればいいのか。
神田さんは、「何に情熱を持ち続けることができるか。ライフワークに突き進め」という。
新しい時代に向かう中で、大きなギャップが至るところに開いている。ビジネスは、その橋渡しをしていかねばならないのである。
一言で言えば、、この転換期においては「起業力=生きる力」だ。
「本当に熱中できる仕事にリスクはない」という。
読んでソンのない一冊だ。

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