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2012年1月

「人生時間」という視点

「人生時計」という、おもしろい考え方を知る。
これは、誰にも助けを借りずに仕事をして生きていける年齢を仮に72歳までとする。
この年齢を24時間という1日の時間換算で見てみようという視点だ。
72(歳)÷24(時間)=3。
つまり、現在の自分の年齢を3で割ると、人生時間がはじきだされるというものだ。
例えば、
大学卒業時の22歳であれば、22÷3=7.3。ということは、朝の7時すぎ。出勤前の準備時間だろうか。希望と不安に満ちたバタバタの時間帯である。
社会人経験10年目くらいの33歳ならば、午前11時。午前中の最も忙しいピーク帯だ。
とすると、
36歳がギラギラ輝く太陽が最も高いお昼どき。怖いものなしの、エネルギッシュに活躍できる時期であろう。
では、
46歳半ばとなる、ワタシの場合は何時だろうか。
計算すると、15.5時となる。つまり、夕方16時前だ。
もう、こんなに走ってきたんだという感覚である。
正直、時計の針をもどせるものなら、戻したい・・・。
人生の残り時間を考えるに、少々あせる時刻だ。
しかし、
16時といえば、冬ならば暗くなってくるころだが、夏であれば夜までまだ2〜3時間はある。
オフィスアワーであれば、来客や打合せ、会議にメール処理とあわただしい時刻である。
実感として、日々バタバタとしたワタシの日常は夕刻のありさまと重なる。
帰りが早い職場では、あと2時間で終業であり、2時間といえばあと6年である。
一方、帰りが遅い職場であれば21時ごろまではゆうに稼働している。とすると、5時間もありあと15年は仕事ができる。15年後は61歳である。
いずれにしても、人生は短い。
けれど、一生は長い。
何かをなしえたり、
誰かのためになれたり、
いや、そうはならなくても、お一人様1回限りの人生。
明るく、楽しく、前向きに。
有意義に、意味のある日々を重ねていきたい。
ところで、
あなたの人生時間は、今、何時だろうか。

「一事が万事」〜ある講演会のできごとから

先日のある講演会でのこと。
それは、地域経済の活性化がテーマの会であった。
講師が冒頭で、苦言を呈した。
それは、講師用に用意された「水」に対してであった。
主催者が演台に置いた水は、「ボルビック」のペットボトル。
「フランス製の水を購入してどうする、北海道製品を買わなければ、地域経済はまわらない」
というのが、講師の指摘である。
東京から来た講師は「北海道には、たくさんのすばらしい『水』があるのではないか」という。
おそらく、主催者側の担当者は深く考えずに、いつも購入しているか、単に価格が一番安いからという理由でこの商品を選択したのだろう。
または、講師に配慮して「舶来品」をあえて選んだのかもしれない。
しかし、講師が言うとおり、地元のものを購入しなければ地元経済はまわっていかない。
「一事が万事」ということばがある。
些細なことかもしれないが、
ちいさなことの積み重ねが、おおきな元である。
反面教師、を思うできごとであった。

国内人口が50年後、32%減

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日本の国内人口が、50年後、32%減るという推計が発表された。
新聞の見出しは大きく「2060年国内人口3割減」を伝える。
しかも、65歳以上が39.9%と約4割となる社会だ。
これは、市場・マーケット的にみれば、かなりのインパクトに思う。
購買力という点でいうと、現在から「5割減」くらいの衝撃ではないだろうか。
つまり、今の市場規模から半減するほどの警告だ。
50年後、の世界。
いったい、どんな風景が広がっているのだろう。
どんな世の中になっているのだろうか。
例えば、
現在から50年前というと、1962年だ。
東京オリンピックのちょっと前だろう。
日本が高度成長時代を迎える前夜、という趣だろうか。
ケータイもなければ、ネットもなかった。
テレビだって、シロクロだった。
ひと言に50年と言っても隔世の感がある。
これから、半世紀。
本当にこのような推計どおりになるのだろうか。
ならないことを祈りながらも、一方で、その時に備えた社会構造に貢献したい。


「北の無人駅から」渡辺一史著 を読む

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久しぶり、すごい本に出会う。
なんだかうまく表現できないが、「ずどん」とくる本。
全部で800ページもある大作だが、読み始めると止まらなくなる本だ。
「北の無人駅から」渡辺一史著 北海道新聞社。
筆者はノンフィクションの大賞をダブルで受賞された方、「こんな夜更けにバナナかよ」を書いた人である。
著者は「本当の北海道のことを書きかった」と、あとがきで述べている。
6つの無人駅をフックにしながら、そこに暮らすふつうの人を描き、人間の営みと発展、そして矛盾を静かに描写する。
産業、観光、農業、漁業。
それぞれに、人の紹介を通じて、圧倒的な取材力と解説力で「北海道」の一面を紹介している。
「北海道に住んでいる」ワタシにとっても、知らないことばかりである。
なんとなくイメージで知っているようなことの「本当のこと」が取材から、筆者の整理解説からかみくだかれている。
そして、わずか数十年前なのだが、秘境や陸の孤島などと呼ばれた不便な北海道に生きてきた人のありていが紹介されている。
その人生は、圧倒的な「生きるパワー」を感じさせる。
昔の人(北海道に住む先人)はたくましかったとしか言いようがない。このことが、今の自分たちをとりまく環境の矛盾や問題、そして不甲斐なさとして自分にかえってくる。

本書は、すべての道民が読まなければならない。
読んで、知っていなければならない、
そんな歴史と文化と先輩の必死に生きる姿がある。


持ち歩く道具孝

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わずか4〜5年前までは、カバンの中には、紙の資料などしか入っていなかった。
紙の資料を元に打合せをして、会社に戻ってはパソコンでシゴトをする。
メールも、デスクにいる間にしかチェックできないものであった。
しかし、当時はメールが普及したことで、ずいぶんと便利な世の中になったものだと感じていた。
ところが、
数年前から、軽いノートパソコンが普及し始め、その代表格はパナソニックの「レッツノート」だが、最先端を行くビジネスマン達はこういったノートPCを持ち歩くようになった。
ワタシも「バイオノート」を買い求め、約2kgと軽くはなったものの、それでもこの重さのPCを時々持ち運びながら外出先でも作業をするようになっていた。
作業といっても、その時はメールチェックが主たる作業であったように思う。
丸一日、デスクを離れている時などは、緊急で重要なメールが来ていないか、なんとなく心配になっていた。
そんな杞憂から解放されたのが、iPhoneといういわゆる「スマホ」を使い始めてからだ。
この端末はすごい優秀で、電話ができるというだけではなく、ウェブを持ち歩けるしメールを見ることができるなど、ワタシのビジネス環境を激変させるほどの道具となった。
そして、この道具をより有効活用しようと導入したのが、折りたたみ式のキーボードであった。
しかし、これはその後、あまり活躍する機会がなかった。そもそも、外出先で長文のメール返信をする機会がなかった。それ以上に、iPhoneのあの小さい画面で長文を打つこと自体に限界を感じてしまっていた。
次にやってきたのは、やはりアップル社製の「iPad」である。
その、「iPad2」が出てから購入した。
打合せなどで、皆でウェブを見ながら議論した方が実りが大きいということを知ったからであった。
その方が仕事が早く、合意形成も確実で、クオリティが高いものになると確信した。
iPadを使い始めて、バッテリー長さに感動を覚えるほど充実していた。
バリバリ使っていても、3日間くらいは持つ感覚だ。
このバッテリーのもちは、使い勝ってに安心感をもたらす。
こうして、iPadは仕事場でも、自宅のリビングでも、外出先のミーティングでも重宝されることとなった。
そうこうしているうちに、長年頼りにしてきたバイオノートのバッテリー短縮化や、入力システムのイライラなどから新たなノートPCを探し求め、いろんな人の評価を参考に、MacBook Airという軽量・長時間駆動のノートパソコンに出会った。
この「MacBook Air」PCは、これまでの製品の常識を覆すような使用感がある。
夜、充電しておいて昼は電源を必要としない使い方ができる製品であった。
で、
ここで新たな問題が生じてきた。
それは、
1)iPhone
2)iPad
3)MacBook Air
という3つの道具を持ち歩くようになってしまったのだ。
それぞれ、一長一短があってすべてを完璧にこなせる1台とはならない。
画面が小さかったり、
入力というアウトプットに過不足があったり、
接続による通信環境に難があったりと、
すべてにトータルOKという道具ではないのだ。

例えば、
地方に出張に行く時。
これらの何を持っていこうか、ということに悩む。
出張では、できるだけ荷物は軽くしたい。
その時、なにを持たずして成果をあげられるか。
これは、実に悩ましい。

JRの車内で、ブログを書こう、Facebookに投稿しておこう、あの資料を完成させておきたい。
宿泊先のホテルからメールの返信をする、ウェブサイトの修正を行う。
あるいは、原稿の草稿を書いておきたい、企画書のたたき台を作っておきたい。

そういった作業を完遂するためには、それぞれの道具が必要となるのだ。

道具がどんどん便利になり、
通信環境も発達して、どこでもワーキング可能な世の中になればなるほど、
効率に比例して、持っていく道具も増える。

しかし、
こういったことは、本来、必要なことなのだろうか。
ここまでの効率化を求められているのだろうか。
そんな疑問を内包化しつつ、ワタシの仕事道具への追求がつづく
(笑)


厳しい寒さの中で

連日、厳しい寒さがつづく。
我が家のあたりも、放射冷却現象とやらでマイナス20℃近くにもなっていた。
マイナス20℃の世界は「痛い」。
耳が特にそう感じる。
また、空気もうかつに吸い込むと「むせる」。
口を細くして、そっと呼吸しないとだめである。
雪を踏みしめる音も、大きくなる。
ギュツ、ギュツとうるさいくらいに音が響く。
そんな厳しい自然界のなか、世の中も、ビジネスもまわっていく。
集客用のチラシをつくり、
パンフレットの企画案をディレクションし、
ウェブサイトの運営を行う。
今週は、新店オープンのうれしい打合せもあった。
そうこうしているうちに、1月も残すところ数日。
まったくもって時間の進み具合は、実にはやい。
気をひきしめて事にあたらねば、何もなされずに時間ばかりが過ぎていくようにも思う。
そうだ、計画だ。
計画という目標を手帳に記し、
きっちりと、それを消し込む習慣を取り戻さねば。
ちょっと、ぬるい自分がいた。

神田昌典さんの久々の「2022ー これから10年、活躍できる人の条件」

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賛否両論あるのであろう、そんな本を読む。
神田昌典さんの久々の新書。
「2022ー これから10年、活躍できる人の条件」
神田さんは、歴史は70年周期で巡っているという。歴史とは、ランダムなできごとの連続により創られるのではなく、同じパターンの物語りの繰り返しにより創られているという認識だそうだ。
それによると、今後の未来予測として、こんなことを描いている。
2011年 東日本大震災
2112年 国家財政がさらに深刻化
2013年 国際金融市場の破綻
2014年 地方への移住急増
2015年 東京直下型大地震、大企業の相次ぐ破綻
2016年 インフレーション、預金封鎖、新しい政治体制
2020年 ようやく新産業の芽が出始める
・・・
これは、単なる予測ではなく、70年前の1941年、太平洋戦争が始まってからの数年と重ね合わせてのできごと予測だという。
明治維新や戦後復興に匹敵するような、歴史の転換期に今はあると指摘する。
さらに、
アジア各国の人口ピラミッドから読み解く今後の流れとして、
・日本は2020年まではまだいいが、その後は一気に下り坂
・中国の勢いは、2020〜2025年頃まで続く
・韓国の勢いは、これからますます加速する。2025年頃まで続く
・東南アジア諸国が勢いづくのは、2030年頃から
・インドは2050年〜2060年には、世界最大のGDP国に
そして、
商品のライフサイクル論から、2024年頃には「会社という概念がなくなる」という。
「以前であれば、会社に属することで給料が増えた。しかし現在では、長年勤め続けても給料は増えないし、退職金も期待できない。
以前であれば、会社に行かなければ仕事にならなかった。しかし現在では、会社に行くと雑用ばかりで仕事にならない」
神田さんは、こう指摘する。
その結果、「会社」という器にとらわれない社会がはじまるだろうという。
そこには、「同じ未来を見ている者同士が、国境を超え、『器』にとらわれず、柔軟につながり合うネットワークを形成していく」とする。
そう、まさに、「ノマド」的な働き方だ。
このような、大転換の時代のなか、一人ひとりはどう生きればいいのか。
神田さんは、「何に情熱を持ち続けることができるか。ライフワークに突き進め」という。
新しい時代に向かう中で、大きなギャップが至るところに開いている。ビジネスは、その橋渡しをしていかねばならないのである。
一言で言えば、、この転換期においては「起業力=生きる力」だ。
「本当に熱中できる仕事にリスクはない」という。
読んでソンのない一冊だ。

ほぼ1年前、アメリカからホームステイしてくれたゴーディーとトレーシーのパソコンの使い方が印象的だった。
夜、充電しておき、昼、使う時は完全ワイヤレス状態であった。
電源からも、ネットへの接続先からも、Gmailなどのようなアプリからも自由に使いこなしているように見えた。
正直、40歳半ばのワタシのようなビジネスマンにとって、
彼らの使い方は、まぶしいばかりの、先進的なパソコン使いのようであった。
彼らの使い方が潜在意識に残っていたと思う。
iPadを使った時のバッテリーの力強さに、従来の常識が覆った。
その延長線上に、MacBook Airというノートパソコンの購入があった。
使ってみるに、ものすごい良さを実感する。
まずは、バッテリー。
朝から、ミーティングやメールのやりとり記事作成などのアウトプットに夕方まで使っていても、バッテリーは半分にも消耗していない。
これには、びっくりだ。
次に、キーボードの打ちやすさ。
カッチぃ、カッチぃと音も良く、キーボード操作ができる。これは、意外にもボディブローのように効いてくる快適さだ。
そして、速さ。
なんでだか分からないが、あらゆる動作が早い。
起動や終了はもちろん、ブラウザやアプリの操作がキビキビしているのだ。
更には、周辺機器との連携。
iPhoneやiPadのような機器との連動がすばらしい。
特に、メール環境。
どの機械からも、連動して使えるきめ細やかさがうれしい。
これは、あらゆる仕事がメールベースで進む今こそ、重宝される機能であろう。
とにも、かくにも、
新しい機械を導入して、慣れて、新たな世界を体感せねば自らの明日はない・・・。
そんな危機感を抱きながら、ホームステイ人を通じて、世の変化に適応しようとしている自分がいる。
世の変化は、脅威と捉えるか、
機会と捉えるかで、その後の進路を大きく変える。
ワタシは、積極的に機会・チャンス、と捉えたいと思う人間だ。
とっかかりは少々大変だが、後々のアドバンテージは大きい。
それを楽しみながらやっていきたい。

「サロマ100kmウルトラマラソン」にエントリーする

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不覚にも、勢いでエントリーしてしまった「サロマ100kmウルトラマラソン」。
「だいじょうぶか、オレ?!」という心境である。
周りを見渡せば、
11回目の完走を目指す、内藤先生。
夫婦でゴールの感動を分かち合おうとがんばる、石田夫妻。
北海道マラソンの勢いをもって初参戦の、鈴木さん。
ホノルルを完走して望む、吉田さん。
などなど、数名のチャレンジャー仲間ができた。
100キロという途方もない距離に、どういう練習が適しているのかさえ、わからない。
しかし、月間走行距離400キロは必要なようだ。
大会は6月。
約半年の期間で、どこまでやれるか。
2012年の一大チャレンジだ。

POPの沼沢さんが新聞に掲載される

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今朝の道新に勉強会仲間である沼沢さんが載っている。
しかも、でかでかと掲載されている。半8段の扱い。広告費換算で約80万円程度の露出だ。
「購買意欲と生む視覚効果、コストをかけずにファン拡大」とある。
沼沢さんは「POP広告で景気回復」を提唱する、道内で唯一のポップ指導員だ。
その指導で、商品によっては売上げが3倍に伸びた例もあるという。
沼沢さんの講習会を聞こう。
勉強会で学ぼう。
売り場から積極的に情報発信に努め、北海道の魅力を伝え、景気回復を担いたい。


石狩市は茨戸川の、ワカサギ釣り

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石狩市は茨戸川の、ワカサギ釣りの取材に行く。
国道には、数百メートルにわたってクルマの列がつづく。
こんなにワカサギ釣りファンがいたころに、正直、驚く。
ここは、メッカというべき、にぎわいがある。
ファミリーや、カップル、グループに、釣り好きの人など、さまざまなテントが立ち並ぶ。
あちこちから、「釣れた!」という歓声がわき上がる。
昼時となれば、どこからと、おいしい香りがただよってくる。
ここ、茨戸川のワカサギ釣りは、なんとも、幸せ感いっぱいな笑顔がたくさんあるホットな場所であった。


さっぽろ雪まつりの準備が進む

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さっぽろ雪まつりの準備が進められている。
写真は、つどーむ会場のもの。
今年で63回目となり、大通会場、すすきの会場、つどーむ会場と3カ所で合計222基の氷雪像が作られるそうだ。
期間は、来月、2月6日(月)から12日(日)までの7日間。
下記は、大通のようす。


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出張は楽しい

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年が明けて一発目の出張に行ってきた。
道南は鹿部町だ。
駒ケ岳と海が実に美しいまち。
雪が少なく、びっくりした。
ところで、
ワタシはここ最近、道内をあちこち出張して回っているが、この出張がホント楽しい。
なんで、楽しいのだろうか。
自分なりにその理由を考えてみた。

・出発前の準備、計画をあれこれを考えることは楽しい
・非日常の時間
・移動時間(主にJR)に行う、あれこれ(読書、PC作業、発想)
・新しい人との出会い、語らい、取材
・その地域ならではの食べ物
・新たな発見、体験
・無事に行って帰ってくるという達成感
・ホテルでの飲食

出張は、旅行そのもののような気がする。
その土地の、光を観る行い。
月に一度は、このような行いを実施したい、
心底、そう思っている。


月刊「致知」のメルマガから、杉原輝雄さん

50年以上にわたって現役を続け、
永久シードやツアー最年長予選通過記録など
数々の金字塔を打ち立てたプロゴルファーの杉原輝雄氏。

昨年末、前立腺がんのため、74歳で
逝去された杉原氏の随想記事をご紹介します。

人間学が学べる月刊「致知」。そのメルマガから。
先日、亡くなったプロゴルファー杉原輝雄さんの随想から。

=============

  「人間のプロになれ」


    杉原輝雄(プロゴルファー)

        『致知』2008年8月号「致知随想」
         ※肩書きは『致知』掲載当時のものです

■前立腺がんの告知
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

医師から「前立腺がん」の宣告を受けたのは、
11年前のことになる。

プロゴルファーとして40年目を迎えた年だった。

すぐにも手術が必要だと言われたが、
休めば一から体づくりをしなければならない。
60歳を迎えていた私にそんな時間はなかった。

手術を拒否して投薬治療をすることに決め、
食事も健康食に切り替えた。
さらに、短時間の運動で大きな効果が得られる
加圧トレーニングを開始し、
この体でやれるところまでやってやろうと決めた。

投薬をしながらではあるが、
71のいまもおかげさまで現役を続けている。
国内では通算54勝の戦績を収め、
気がつけば永久シード権を持つ
現役最年長のプロゴルファーになっていた。

一昨年には、つるやゴルフオープントーナメントの予選を通過し、
結果的にそれは米国のサム・スニード選手が残した
レギュラーツアーでの世界最年長記録を上回るものとなった。

決して満足な結果を残せているわけではないが、
試合に出る以上は目標を持ち、
どこまでもそれに挑戦していきたいと感じている。


私がゴルフを始めたのは小学校五5の時、
キャディーのアルバイトをしたことがきっかけだった。

そのバイトは中学校に上がってからも続け、
土曜の午後と日曜になると、たいていゴルフ場へ足を運んだ。
卒業する頃にはプロになれればいいなと思ったが、
いまのように養成所があるわけではない。
ゴルフ場で選手の近くにいるのが一番勉強になるだろうと思い、
洗濯係などもしながらプロになる道を探っていた。

私のことを「練習の虫」と言う人がよくいるが、
20歳でプロテストに合格してからも、
練習量はまるで足りなかったと思う。

ただ、私は試合で負けた人たちすべてを、
自分のライバルだと考えていた。
またゴルフ界に限らず、世の中で活躍している人であれば、
誰もがワンサイド・ライバル──
つまり、こちらで勝手にライバルだと決めて、
決して負けないつもりで生きてきた。

■人間の使命
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ゴルフにおける勝者は一つの試合にたった一人しかいない。
だからこそ、無数の負けとどう向き合うか、
また悲観的な状況にあっても、決して腐らず
一所懸命に取り組むことが大切になってくるのである。

そのことを私に教えてくれたのは、
オーストラリアのグラハム・マーシュという選手だった。

彼はもともとゴルフが下手で、
しばらくして日本ツアーに参戦できるようになったものの、
プレーの運び方が非常に鈍く、
他の選手やギャラリーたちをいつも苛々させていた。

約30年前に名古屋で開催された
中日クラウンズで彼と一緒に回った時、
初日、二日目とも成績は振るわず、
彼も私も予選落ちは確定と言える状態だった。

しかしマーシュは懸命だった。

18番ホールのグリーン上で、
入ろうが入るまいが大した意味のないパーパットを沈めようと、
彼は入念に芝目を読んでいたのである。

一方、勝ち目のない試合だと踏んでいた私は、
彼のプレーを苛立ちながら眺めていた。

しかしそのパーパットを着実に沈めたマーシュは、
翌週ぐんぐんと調子を上げ、
予選を通過するどころか、
見事優勝を決めてしまったのである。

その日の調子が良かろうが悪かろうが、
目の前にある一打一打を一所懸命に打たなければいけない、
常にベストを尽くさなければいけないと教わった出来事だった。

ゴルフは努力をしさえすればいい結果が
得られるものではないが、
どんな時でも一所懸命に取り組んでいないと、
よい結果には繋がりにくい。
その時その時において常にベストを求められるのは、
人生においても全く同じではないだろうか。

思えば小学校の頃からゴルフの世界に携わらせていただき、
いろいろな方にお世話になった。
昔はいまのように試合数が多くなく、
出場したくてもできなかったことがたくさんあった。

いまの若いプロゴルファーの多くは、
小さな頃から自分のクラブを与えられ、
試合に出られることも、練習をさせてもらえることも
当然のように思っている。

もっとも、私自身も気がつくのが遅かったが、
誰のおかげでゴルフをしていられるのかと考えた時、
私は試合後にお世話になったスポンサーや
コースの支配人宛に礼状を出すことにした。
40歳を過ぎた頃だっただろうか。

私は人は皆、生まれた時から“人間のプロ”になる
という使命を担っているのではないかと考えている。

人間であれば心があるのだから、
挨拶もするし、相手への思いやりも当然持つことだろう。
何も特別なことは必要なく、
当たり前のことを当たり前にできるようになれば、
その人は人間として立派なプロなのだ。

ゴルフに限らず、その世界の上位クラスで
活躍をする人は一流の素質か、
それに近いものを持っている。
しかし人間として一流でなければ、
その人の値打ちは半分以下になってしまう。

人間のプロ──。
病気や年齢の壁に立ち向かい、
自らに挑み続けることもその条件の一つであると思う。

=======

目の前にある一打一打に懸命になる。
プロゴルファーでも、プロフェッショナルでも、ビジネスマンでも
それは同じだ。
常に、ベストを。

仕事の「7つ道具」

広告代理店の営業マンからスタートしたワタシの仕事は、マーケターや広告制作ディレクターといったあいまいな領域に入り、そして今、実態的には「Webメディア運営・編集者」といったおもむきになっている。
対象とする媒体が変わり、役回りが少々変わってはいるものの、仕事の本質に変化はないと本人は思っている。
それは、相手の良いところを発見し、整理し、それを欲するであろう人に情報をジャストフィットさせるというものだ。

そのための、ワタシの仕事には大きく3つの大切な作業領域がある。
1)インプット
2)再加工(整理・組み合わせ・切り口設定・編集)
3)アウトプット

この3つの領域を効率良く、上質であろうと日夜奮闘している。
磨くべき技術、研究すべきテーマはこの3点にしぼられる。

そんなことを考えていた時、
では、自分の仕事における「7つ道具」ってなんだろうか…。
そんな問いを思いついた。

「Webメディア運営・編集者/マーケター・ディレクター」の7つ道具
1)ノートパソコン(パワーポイント)
2)カメラ(一眼レフ)
3)iPhone
4)iPad
5)手帳(自己目標管理&スケジュール管理)
6)ペンとノート
7)ドラッカー本、一流雑誌、新聞
※番外 チーム仲間(プロフェッショナルな仕事人=専門職人)

補足をしよう。
1のノートPCは、主にパワーポイントというソフトが使えればいい。主にアウトプット系に使用し、Dropboxへ保存する。
3のiPhoneは電話ではなく、各種アプリやメールなどからのいつでもどこでものインプット系。この情報はevernoteへ向かう。
4のiPadは、あらゆるウェブサイトを見て参考にするとともに、MTGなど誰かと一緒に共有する際に威力を発揮する。
6のペンは、水性でさらさらと書けるもの。ノートは試行錯誤中ではあるが、微妙な大きさの違いが気になる。

これらを使い、使いこなして、「インプット」「再加工」「アウトプット」の一連の作業を続ける。
それぞれにこだわりがあり、想いがあり、試行錯誤が続く。
あなたの「7つ道具」はなんだろうか。
大切にしている、こだわりの道具とはなんだろうか。

「プロフェッショナルの情報術」から

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「テレビ番組リサーチャー」という特殊な職業である、喜多あおい氏による「プロフェッショナルの情報術」という本が参考になる。
ヒット番組を支える、裏方の「調べる力」のノウハウがあますことなく公開されている。
とても、参考になる。
例えば、
集めた大量の情報をどうさばいていくか。
「分類とは、あるべき場所に収納していくことなので、まずその収納先を用意するのです」と筆者はいう。
その収納先の一例はこうだ。
1、定義
2、具体例
3、歴史
4、最新情報
5、達人
6、解説者
7、雑学トピックス

また、情報に強い人の共通点は、固有名詞に強いことがあげられる。
例えば、「パスタ」とは言わず「カルボナーラ」であったり「ペペロンチーノ」という言葉を使うということ。

情報アウトプットの基本
・いつ
・だれが
・どこで
・なにを
・なぜ
・どんなふうに
これらを網羅していない情報は、「使えない情報」と言わざる得ない。

その他、氏の仕事術。
・デパートは全フロアを歩く
・新聞や雑誌は届いたタイミングで必ず目を通す
・わからない言葉を放置しない
・締め切りをつくると余暇が生まれる
・レジュメは読まれない
・有能なプロデューサーはどん欲なメモ魔
・編集力とは、情報を蓄積し分解・整理し、組み合わせて活用すること

参考になる。

「ミシュランガイド」ブックを見ていて

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「ミシュランガイド 東京 横浜 湘南 2012」の「ぐるなび」さんとタイアップしたものをいただいた。この春、北海道版も発行されるという、あのミシュランである。
この「格付けガイド」は、いわゆる三ツ星ならば、「そのために旅行する価値がある卓越した料理」が定義となっている。
二ツ星で、「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」。
一ツ星で、「そのカテゴリーで特に美味しい料理」だ。
世の中には、びっくりするような店があることが、このガイドブックに掲載されている。
例えば、寿司屋さん。
普段、回ってくるものしか食べたことがないワタシにとっては、驚くべき世界がそこには載っている。
東京・銀座の三ツ星寿司店は、なんと、昼=コース 31,500円、夜=コース 31,500円 という料金設定だそうだ。
この金額で、内容は「おまかせ」。「約20貫、寿司を食べることだけを目的に、30分以内で終了し、
予約時刻は厳守したい」と、本文には書かれている。
1コ=1,500円のお寿司。
いったいどんな味がするのだろうか。
まったくスゴい世界があるものである。

デフレの正体」の著者・藻谷浩介氏の講演会が開催

先日、道新の記事内容を紹介した北海道応援員でもある「デフレの正体」の著者・藻谷浩介氏。
氏の講演会が江別市で開かれる。
主催は、江別商工会議所。

開 催 要 領 ~
●日 時 平成24年1月27日(金) 午後2時00分~午後3時30分
●場 所 江別市民会館 小ホール
  江別市高砂町6番地  TEL383-6446
●参加料 当所会員事業所 -  無  料
その他 -  一人1,000円
※参加料は講演当日、会場の受付にて申し受けます。
●定 員 150名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
●申込先 江別商工会議所
(TEL382-3121、FAX385-2100)
1月24日(火)までにお申込下さい。
●その他 カメラ・録音等の機器の持ち込みはご遠慮下さい。
主  催 江別商工会議所・江別商工会議所議員会

ホームページから申し込めるようになっている。
お時間のあるかたはぜひ、どうぞ。

メールソフトの同期を知る

ノートパソコンを新調し、移行を試みているものの、なかなかうまくいかない。
特に、メール環境にとまどっている。
ウィンドウズ機とiPhoneと、新しいMac。
なんか、ヘンだなあ…と思っていたら、iPhoneとMacのメールソフトが実は、シームレスに連動していることがわかった。
iPhoneでちらっとメール内容を確認した後、「これは急ぎではない」と「削除」したら、Mac側でのメールソフトでも「削除」されていたことに、いまさらながら気がついたのだ。
これで、「なんかヘン」の理由がわかった。
と、いうことは、今まで慣れ親しんだ「やり方」を改めなければならない。
それ、は、きっと便利にちがいない。
より一層快適な環境のために、自分を柔軟に慣らせなければなるまい。
過渡期の混乱。
次なるステージへ移行するための必要な試練なのかもしれないと思って、
ガマンするとしよう。

ランニング仲間

ランニング仲間が走っている。
この冬のさなかでも、走っている。
ある方は、2時間の時間を確保して、時間走を。
ある方は、サイクリングロードを利用して20キロを土日に。
ある方は、週末を中心に北大近辺を10〜15キロ走っている。
ワタシも、自宅を起点に1時間から1時間半ほど。距離にして10〜15キロほどを週末に走ることにしている。
当面の目標は、月間走行距離100キロだ。
最終的には、月間400キロ程度にまで、もっていきたいと考えている。
そのためには、時間の確保とやりつづけられる「しかけ」が必要だ。
一人では、なかなかつらい。
仲間とともに「やらねばならない」という状況を作り出していくことが必要である。
先日、そんなメールを出したら、快く「一緒にやりましょう!」という返信がかえってきた。
とてもうれしい。
ランニング友とは、かくもありがたいものがある。
こういう友・仲間とともに練習を重ね、ともに、それぞれのゴールを目指したいと思う。

混乱のまっただなかで

今年、2012年は自らの進化を促そうと、新しい試みをいろいろやろうと思っている。
大阪の橋元さんではないが、「不連続への挑戦」だ。
従来、慣れ親しんだことからの決別。
今一度、ゼロベースで考え直して、自分と世の中はどうあるべきなのか。
どうすれば、社会的な課題に貢献でき、自らも食っていけるのか。
そこを問い直そうと思った。
そのベースとして、まずは自分の内なるシステムを再構築しようと思った。
これまで使ってきた、「手帳」と「パソコン」からの決別だ。
よりよいものを求めて、使い慣れたものを廃棄することにした。
で、どうであろうか。
正直に白状すると、今のところ、混乱のまっただ中だ。
今まで、5分でできた作業が1時間近くの時間を要する。
いちいち考え、あれをしてこれを立ち上げこの手順でやれるハズ・・・
そう考えなくてはならない。
1週間の予定も、うまく立てられない。
メール環境に至っては、実は、ほとんどお手上げ状態がつづく。
モレがないようにと、旧来のシステムとにらめっこしながら慎重に作業を進める。
しかし、
これらの作業も、次なるステップへの移行期間だと割り切り、楽しむように心がけよう。
新しいシステムに慣れたあかつきには、多大なアウトプットができると信じよう。
技術は進歩する。
世の中も一層便利な方向へ向かう。
私たちも、その進化に順応しなければなるまい。
そう思う、IT環境の変化である。
仕事環境の改革である。

ドラッカー学会の年報が届く

ドラッカー学会から、年報誌「文明とマネジメント」が届く。
上田惇生先生の巻頭インタビューから、ドラッカーをテーマにした「研究論文」、「論考」、学会での「講演録」などが載る。
テーマや内容は、さまざまなながらどれも面白い。
背景には、みなが「ドラッカーファン」であるからであろう。
共通の人を師とあおぎ、学び、実践して成果をあげようとしているいわば同志の活動。
なんだかうれしくなる。
なかでも今回は、福山譲氏の「ドラッカーマネジメントの哲学としての『自己目標管理』」という論文にうなった。
英語の原本にあたり、より理解を深める試みを行い、
「現代の経営」という本と「マネジメント」という違う本の中にある共通項を指摘し、その本意を分析したものだ。
すごい。
マニアックなほどドラッカー本を読み込まれているのが伝わってくる。
ここまで、深く、広く、原文まで読まれていれば、ドラッカー師もさぞかしうれしいことであろう。
福山氏によれば、ドラッカーが唱えたという「目標管理」は単に「目標」を「管理」することではなく、「目標と自己規制による管理」であるという。
原文は"management by objectives and self-control" であり、後半の"and self-control"が抜け落ちて単に「目標管理」という言葉がひとりあるきしていては、ドラッカーの本意が伝わらないという。
「セルフコントロール」こそ「マネジメント」するべきだ。
「マネジメント」の語源は「調教すること」。
自分自身をうまく調教する。
これこそが、組織社会を生きる我々が成果をあげるために最も必要なことかもしれない。

「当たり前」を外部視点で再認識せよ

北海道新聞の朝刊に、日本総合研究所の藻谷浩介さんの論評が掲載されていた。
中国への出張を機に、日本のそして北海道のすばらしさを再認識。こちらでは「当たり前」のことをもっと積極的に見いだし、「特産品販売や集客交流で道外や海外から1円でも多く稼げよ」と提言している。
これまでの「安く大量に売るディスカウント一辺倒ではなく」、「付加価値をつけて客単価を上げ地元に落ちるお金を増やせ」と指摘する。
ポイントは「よそ者の目で自分の魅力を判断できる道産子」になれるかどうか。
氏は「無駄なおせっかいと言われながらも、お説教の行脚を続けさせていただきたい」と締めくくっていた。
ぜひ、そうしていただきたい。
北海道に外貨を獲得し、地域経済が自立するために「自分たちは外からどう見えるのか。北海道は何がよそと違うのか」を明確にアピールしなければならない。
ワタシは、かつて、この何もないと思い込んでいた故郷・北海道がたいして好きではなかった。
しかし、学生時代に関東で過ごす4年間を経て、そこでは全国から学生がいて、北海道の良さやあこがれ感などを話されはじめて我が故郷のすばらしさを知ったのだ。
藻谷氏はこう綴っている。「乾燥して煙のような刺激臭がずっとただよう北京っ子には、冬の札幌の雪に覆われた清浄な都市空間は、『地上の楽園』とも感じられるだろう」と。
そうなのだ。
我々はかくもすてきな場所に暮らし、生活をしているのだ。
世界中の人々にここの良さをおすそわけしたい。
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「○○さん!入館料が無料です!」という販促術

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ユニークな販促術を見た。
温浴施設の新聞広告。
「ほのか」さんの「お得な1月イベント」とした内容には、
「1月6日、13日は『たけし』さん! 入館料無料です」
また、
「1月20日、27日は『けいこ』さん! 入館料無料です」
との告知。
「ほのかの日」として、毎月ランダムで曜日とお名前を変えて実施しているという。
その他、として
「家族の日」
「大盛りの日」
「焼き肉の日」
という設定もあり、いずれもお得感をアピールする。
この手法、異業種でも応用ができるのではないだろうか。
ちょっとした「話題性」もあり、面白い手法だ。

Mac Book Airを購入

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あたらしいパソコンを買う。
いろいろ悩んだが、評判のいい「Mac Book Air13インチ」にした。
データの移行も含め、アプリケーションの使い方などで難儀する。
4年半、バイオノートに慣れた習慣を改めるのはそうかんたんではない。
しかし、今回、マックに移行したこともあり、全面的にPC体系を刷新しようと思っている。
具体的には、データやメール環境のクラウド化だ。
そして、仕事のスタイルとしてノマド化を一層進化させたい。
そのベースとして、この Mac Book Airを選択したといってもいい。
ちょっと使っての印象としては、驚くほどバッテリーのもちがいい。
iPadを使って感じていたことだが、アップル社のバッテリーはすごいものがある。
しかも、軽い。
本体で重さ、1.35kg。
バイオノートの時は、本体1.9kgに電源450gを一緒に持ち歩いていた。
感覚として約半分。
その上、電源確保の問題から事実上解放されつつある。
あとは、各種操作に少しでも早く慣れることである。
今年は、仕事のスタイル自体も大きく革新したいと、そう思う。

2012年年末年始のにぎわい

2012年が実質的にスタートした。
今年末年始はどうであっただろうか。
ワタシはさまざまな商業施設を見てまわった。
大晦日の大丸デパートの地下食品売り場、
元旦のポスフール、
2日初売りのアップルストア、
これらはいずれも、大変な混雑であった。
新聞では、円山動物園が無料にしたこともあり、10,893人。
三井アウトレットパーク札幌北広島は、売上げ前年比10%増。
リニューアルオープンした「もいわ山ロープウェイ」は約7,000人が来場したと伝える。
一方で、もちろん、閑散とした商業施設も多い。
消費のまだらめ模様。
要はやりかた次第ということなのだろうか。

青木由直先生のコラムから

先日の道新朝刊、「朝の食卓」にすてきなコラムが載っていた。

都市秘境作家と称する、青木由直先生のものだ。

以下、その要約を紹介したい。

===

   「爪句1万句」

人間は目的を持つ動物である。その目的も、はた目から見ればどうしてこんな事に一生懸命なのか、と思うことも多々ある。目的を持つに至った経緯も、ささいな事が契機だったりする。

爪の先ほどの写真に俳句もどきを添えたものを「爪句」と称し、句作を日課にしている。爪句をテーマにした講演を頼まれ、爪句1万句を目指していると口走ったため、残りの人生の目的が定まった。

捕らぬたぬきの皮算用的計算をする。毎日2枚写真を撮り、2句の句作で年間約700句。15年間で1万句になる。1万句達成したらギネスブック登録というのも目的に加えるか。それくらい続けたら、爪句という造語も少しは広まるかもしれない。

問題は、これから10年生きているか、それまでこの目的を変えず持ち続けることができるか、である。

それは将来のことで今考えたところでどうにかなるものでもない。年も改まる。一年の計を毎年変えることもなく、十年一日のごとく写真と爪句、というのもまたよいかなである。

===

すばらしい目的の持ち方と生き方である。

いや、ひょんなことでいい。ちょっとしたことで人生なんて変わるんだよ、とでも教えてくれているようだ。

目的というものを持つ。

それを具体的な数値化して目標とする。

1日の日課として具体的な行動計画をもつ。

あとはそれを変えずに、ひたすら実践する。

とてもシンプルながら、人生の成功法則が込められているように思う。

筆者の青木先生は、北海道大学の名誉教授であり、札幌のITベンチャー起業家を多数輩出したその大本の先生だ。

だからこその説得力がある。

あなたの人生の目的はなんだろうか。

残りの人生の目標はなんだろうか。

倦まず弛まず、2012年のスタートに

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2012年の年が始まった。

元旦の朝。 

松下幸之助さんのこの文章を共有したい。

   「この日この朝」

心静かに年が明けて、心静かに新年の計を立てる。

人はさまざま。人のさだめもその歩みもまたさまざま。さまざまななかに、さまざまな計が立てられる。

そんななかでも大事なことは、ことしは去年のままであってはならないということ。きょうは昨日のままであってはならないということ、そして明日はきょうのままではあってはならないということである。

万物は日に新た。

人の営みもまた、天地とともに日に新たでなければならない。

憂き事の感慨はしばしにとどめ、去りし日の喜びは、これをさらに大きな喜びに変えよう。

立ちどまってはならない。

きょうの営みの上に明日の工夫を、明日の工夫の上に、あさっての新たな思いを。

そんな新鮮な心を持ちつづけたい。

そんな思いで、この日この朝を迎えたい。

(「続・道をひらく」、一部省略)

おだやかな新年の朝。

ランニングの最中、こんなことばが浮かんだ。

<倦まず弛まず>

あきたり、いやになったり、気をゆるめたりしないこと―。

マラソンもそうだが、登山も同じだ。

いや、仕事だってそうかもしれない。

昨日の自分を超えるために・・・

「倦(う)まず弛(たゆ)まず」、今年のワタシのテーマにしたい。

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