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2006年10月

広告業界の仕事訓

広告業界最大手である電通に、かの有名な「鬼十則」というものがあります。

広告業界で生きていくうえでの「心得」ともいうべきもの。

大学を卒業し、最初の会社でこの「鬼十則」をアレンジした「行動基準」なるものを朝礼で唱和しておりました。

そのころは、ただやらされ感で読んでいたものでしたが、これが実はすごい。

大変なノウハウが凝縮されていることに近年、きづきました。

なかでも、1番目にあることば。

「仕事は自らつくるもので、人から与えられるものではない」

広告業界のみならず、仕事に対するおきてのひとつですね。

そして8番目の「自信をもて。自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚みすらない」。これには、正直、そうとうまいりました。

(自信をもつためにはどうしたらいいのか・・・)

いつも自問自答しています。

考えて、考えて、考えぬいて、出し切る。

そうして、自分を信じる。

そんな原点にもどるために、この「鬼十則」も手帳にはさみこみ、意識するように努めています。

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新手のマーケティング手法

「インフルエンサー・マーケティング」なる手法・考え方があることを専門誌でしりました。

「インフルエンサー」つまり、「影響力ある人」との意味で、この方々を使って口コミを誘発する手法が、インフルエンサー・マーケティングとのことです。

WEB2.0の時代になり、ブログやらSNSやらが活発化して、この「影響力」を発揮する人々が増えた、のようなのです。

昔でいう、オピニオンリーダーというところでしょうか。

世の中には「世の中には流行をつくり、世論に影響をあたえ、そのうえヒットさせる一群の人たちがいる」とのことです。

消費者は企業の広告ではなく、このインフルエンサーのことばに耳をかたむけ消費行動をとるとの指摘は、なるほど感があります。

情報がこれだけはんらんして、いったい何を選択すればよいのか全くわからなくなっています。

自宅のプリンターで自作のハガキをつくる時の「プリント用ハガキ」を買うときも、あれだけ並んだヨドバシさんの店頭では、選ぶ気力さえ失ってしまいます。

(だれか、自分にふさわしい商品をさっとおしえてくれーーー)

そんな気分。

一時、コンシェルジュということば、コンセプトがはやりました。これに匹敵するのが、今回の「インフルエンサー」なのでしょうか。

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驚異的な視聴率

日ハムが優勝した日本シリーズのTV視聴率が発表されました。

その数字、<73.5%>。

「ありえない」驚異的な数字です。

ふだんは、15%でも「高い」と評価しコマーシャルを流して喜んでいる我々にとって、最大瞬間とはいえこんな数字はかつて見たことがありません。

とはいえ、あの瞬間にCMを入れても、単にブーイングの嵐となるだけでしょう。

広告主の好感度が高まるばかりか、逆効果にもなりかねない。そんなことをふと考えてしまった、視聴率の話でした。

日ハムの日本一

ひさびさ、プロ野球をTVで見ました。

日本シリーズです。日ハムが勝ちました。家族全員でテレビ観戦です。

新庄さんはやはり華があるスター選手でした。

やればできる。

そんなことを伝えてくれた、日ハムの日本一でした。

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経営の極意にふれる

企業再生などで注目を集める「星野リゾート」の星野社長の講演を聞いてきました。

この方、マーケティングの世界の方には、あの日産の「星野朝子さんのダンナ様」といった方が有名、かもしれません。

そんなことはともかく、すごい方。

スーツを着ないその独自のスタイルといい、パワーポイントを使いながらもよどみなく話しを進めるそのやり方といい、経営に対するあくなき挑戦しせいといい、ともかくかっこいいのです。

謙虚な人柄と地道に、そしてきわめてロジカルに自分のあたまで考えて物事を進めるやり方に感銘を受けて帰ってきました。

「すべては教科書どおりに」

「顧客満足を数値化した目標を設定し、どうしたら到達できるのかを創意工夫する」

「変化させる環境をいかにつくっていくか」

徹底したマーケティングを地道につづけるということにつきるというのです。

これまでの自分のやってきた、小手先のテクニックに走っていた手法におおいに反省させられる、星野講演でした。

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お気に入りの詩

いつも、はなみはなさず持ち歩いている手帳にはさみこんである、お気に入りの「詩」があります。

「雨ニモマケズ」宮沢賢治、です。

これが、響くのです。じーんと。

「そういう者に私はなりたい」。

(そうそう、ならなくっちゃ・・・。)

この詩でうたわれている世界が、自分の生活をも含めた人生の「セルフ・イメージ」になっています(なっているつもり、も多々ありますが)。

たまに、この境地を忘れてしまいます。

贅沢をしたくなります。

ごちそうをリクエストしてしまいます。

自分中心でものごとを進めてしまいます。

少しでも、一瞬でもそうならないよう、こうして手帳にはさみ、戒めています。

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鍵山秀三郎さん講演に感激

数日前見つけた、新聞の小さな告知記事から、念願のひとつであった、「鍵山秀三郎さんの講演を聞く」という夢がかないました。

「凡事徹底」などのその著作から、すっかりファンになり一度おめにかかりたい、お話をじかに聞いてみたいと、ずーっと思っていたところのこのチャンス。

同日の午前中に行われた子供たちの「学習発表会」も気もそぞろに、勇んで会場に足を運びました。

「謙虚な気持ちが一番大切」

「品性・品格をどう磨くか」

「利己心をどうおさえるか」

深い話に、ひとつひとつうなずきながら、聞き入っておりました。

なかでも、強烈に印象に残ったことばが、これ。

「掃除は、その会社を語る無言の表現であり

その人の人柄を映す無形の鏡である」

やりつづけること。ささいな小さなことでも、ずっとやりつづけているとやがて大きな力となること。そして、やるからには徹底してやることが、継続のコツであること。

「そのうち・まとめて・一気に・誰かが」

これの反対をいく。

つまり、「毎日・すこしでも・できるだけ・私が」

73歳の鍵山さん。実践者が語ることばのすべてが重く、こころに響く講演会でした。

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コトラーに近づく

「ノースウェスタン大学・ケロッグスクール」と聞いて「おっ」と思う方は、マーケティング通の方でしょう。

現代マーケティングの父、マーケティングの世界的権威と呼ばれる、「フィリップ・コトラー」さんの学校です。

ぼくの夢のひとつに、この「なまコトラーに会う」というのと「なまドラッカーに会う」・「なまMEポーター会う」という項目があります。

一度でいいから講演を聞いてみたい・・・。そう思っています。

それにちょっとだけ近づいたような気がした、10月の「ビジネス塾」。

小樽商大の近藤先生という方が講師でした。近藤先生は、つい最近までこの「ノースウェスタン大学・ケロッグスクール」に留学をされていたとのこと。なまコトラーにあったことがある方とのこと。

(お近づきになりたい!)

そく、名刺交換をお願いしたのはいうまでもありません・・・。

大コーフンのビジネス塾でした。

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マーケティング分析とは

ドラッカーの選書2「創造する経営者」という本は大変参考になる重要指定本の一冊です。

特に「第6章」はわれわれには必須の章となっています。

「マーケティング分析は、単なる市場調査や顧客調査をはるかに越えるものである。すなわちそれは事業全体を見るものである。そして、わが社の市場・顧客・製品ではなく、市場そのもの、顧客そのもの、そして顧客による購入、満足、価値、購買と消費のパターン、そして彼らの合理性そのものを見ようとするものである」

とあります(154ページ)。

ドラッカーの有名なことばがあります。

「企業が売っていると考えているものを、顧客が買っていることは稀である」

常に「われわれ」視点から離れ、「外」から見ることに徹したいものです。

「そうじ力」を実感

読書普及協会の講演会「北海道ほんのすすめ」にいってきました。

理事長である清水さんの講演と、「そうじ力」という本を出している舛田さんとの2部構成です。

この「そうじ力」、聞けばきくほど「なるほど!」の大連続。

刺激をおおいにうけてきました。

その極意は、<マイナスとりさり、プラスの磁場をつくる>というもの。

「似たものは引き寄せられる」の法則から、プラスはどんどんプラスへと結びつくというものです。

やり方は大きく5つ

  ①換気をする

  ②捨てる

  ③よごれとり(磨きこみ)

  ④整理・整頓

  ⑤いり塩

それぞれに注意点・やり方の意味があるのです。

そうじひとつにしても「深いなあ~」と思うとともに、さっそく、自分の書斎まわりからスタートすることにしました。

つごう、5時間ほどかけ、あんなせまいスペースから5袋ほどのゴミがでてしまいました。

結局この日は①換気する ②捨てる と ④の整理・整頓の入り口しかできませんでしたが、それでもかなり「スッキリ!」です。

もっとスッキリしようと思い、明るいうちに約10キロ・1時間ほどかけてランニング。心身ともにスッキリの一日となりました。

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偉大なプロフェショナル

プロゴルフ界に関するコラムが新聞に載っていました。

「中嶋常幸は真のグランドスラマーだ」と題して、同選手をたたえる記事です。

いわく、「最近のゴルフ界の話題はもっぱら女子の藍ちゃんだが、その陰にかくれて大記録を達成したプロがいる」という書き出しではじまります。

先日の「日本プロシニア」で優勝した中嶋プロ。

中嶋プロが全日本のタイトルを最初に手にしたのが17歳の時。以来、34年の長きにわたって、アマチュア・レギュラープロ・シニアプロを通じて「途方もない年月で常にトップに位置していた」そう。

しかも、シニアになってからルールやマナー面でも模範となるよう積極的に活動されているとのこと。「ゴルフ界への貢献度では、右に出るものがいない」と記事でしめくくられています。

先日のトーナメントで「ナマ中嶋」を至近距離で見る機会がありました。

オーラを放ちつつも、どこか自然体。

34年に渡って、トップを維持するということ。

51歳、ひとつごとに集中した人生。

改めてそのすごさに驚愕を憶えます。

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コーポレート・メッセージ調査から

企業には、企業名とともに、短いスローガンのようなキャッチフレーズを開発し、ロゴマークとともにセットでメッセージしています。

この「コーポレート・メッセージ」がどこまで消費者にとどいているのか。

日経BPコンサルティングが実施した調査が新聞に載っていました。

メッセージから、企業名をどれだけ思い出せるか?

第1位は<お口の恋人>

とくれば<ロッテ>ですね。

以下、

<ココロも満タンに>

<あしたのもと>

<うまい、はやい、やすい>

<目の付けどころが、シャープでしょ>

<Inspire the Next>

<安値世界一への挑戦>

いかがでしょうか。

あなたには企業名がうかびますか?

答えは順に、コスモ石油、味の素、吉野家、シャープ、日立製作所、コジマ

です。

大企業のみならず、いや、知名度が圧倒的にたりない中小企業にこそ、この「コーポレート・メッセージ」を開発し、有効に活用する。

ちいさなことかもしれませんが、大切なコミュニケーション手段です。

夢をかなえるそうじ力

「夢をかなえる『そうじ力』」という本があります。

家人が買ってきて、「ほれっ」と渡された一冊。

昨今、掃除のパワーはあちこちで語られています。イエローハットの鍵山さんあたりがその実践家としては筆頭でしょうか。著作を読むたびに頭がさがる思いで、秘かにファンを自称していました。

(けれど、実践が足りない・・・)

そんなことを知ってか、知らずしてか、

ともかく読み進めてみると、

「あなたの住む部屋が、あなた自身である」

「あなたの心の状態、そして人生までをも、あなたの部屋があらわしている」という指摘があります。

そして、「汚いものや汚れている状態をそのまま放置しておくと、そこにマイナスの磁場ができあがり、悪い状態をどんどん引き寄せてしまうのです」(38ページ)とあります。

このマイナスをひきはらうのが「そうじ力」ということらしいのです。

著者の舛田さんは長年、ハウスクリーニングの仕事に携わってきた方。仕事柄いろんな部屋を見てきたそうです。その経験のなかから、「部屋のキレイな人は幸福感が強い」という法則を発見したとのこと。

一読の価値ありの本とともに、この舛田さんの講演を聞くチャンスがあります。

今週の土曜日(14日)の18:30~です。読書普及協会札幌チームが主催の講演会。

がっちり聞いてきて、しっかり実践。

と、いきたいものです。

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95歳の仕事の仕方

95歳のスーパーシニア・日野原重明さんの「時間術」に関する記事が日経新聞に載っていました。

おどろきの生活です。

午前2時に寝て、6時半から7時に起きる毎日。

食事に費やす時間は1日で1時間ほど。

これらの時間を除く1日18時間を目一杯使って仕事をするそう。土日もないそうです。「やりたいことがいろいろあるのです」と答えています。

「自分でやりたい仕事をつくって、それを達成していくことが生きる原動力。ですから、この生活をつらいと思ったことはない」と語っています。

54歳も年下の自分は、もっと、もっと、もっとやらねばなりません・・・。

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トホホな大ミス

大きなミスをしてしまいました。

シーズン最後のマラソンということで、毎年走っている「白老マラソン」に出場できなくなったのです。

この大会は「白老牛のハンバーグ」が参加賞と、走り終わったあとの達成感がそのままおいしい夕食で再現されるいい大会なので、毎年たのしみに親子で出場している大会です。

ところが、大会の直前になっても参加のハガキが到着しません・・・。

「おかしいなあ~」

事務局に連絡をとると、とうの昔にハガキは郵送しているとのこと。エントリーの確認をお願いすると、「ないですね・・・」

「えっつ、えー」

「いったいどういうことだろう・・・(頭のなか、真っ白)」

冷静に思い出してみる。エントリーの8月のころを再現してみると、江別のマラソンと札幌マラソンと一緒に振込みをして・・・

結局、白老の大会もこれらと一緒に申し込みしたものと、すっかり勘違いしていたのでした。

がっくりするとともに、子供たちにもあやまり、家人にはなぐさめられ、すっかりへこんでしまいました。

自分の単純なミスに、大会事務局の方々にもお騒がせし、反省しきりのあっけないマラソンのシーズン終了となりました。

(トホホ)

市場の変化

10月4日の「日経MJ」に興味深い分析記事が出ていました。

「人口減少社会でも、消費は底堅さ」と称しての消費分析記事です。

人口は減りはじめています。同時に1世帯当たりの世帯人数も減っている。これにより、市場構造が激変しているということが書かれています。

これまで、消費の主役であった「ファミリー層」の市場規模が減り、かわって「単身世帯」にシフトしてきた。この単身世帯も、これまでは「若年」の単身だったものが、「高齢者」の単身世帯が台頭してくる、というものです。

「おひとりさま市場」~これに向けて自社の商品・サービスを点検してみる。一人用にどう変化させられるかを検討することは重要な作業では、と感じています。

かっこよく生きる

かっこよく、生きたい。

そう思うことがあります。

判断が迷うときに「それって、かっこいいことか?」と自問します。

それには、自分なりの「かっこよさ」が定義されていなければなりません。

ティラヴィの多畑さんから、いいことをおしえていただきました。

外面の美

内面の美

そして、精神の美

この3つの輪が重なってはじめて、本来の美しさがある、と。

精神的なかっこよさ、内面的なかっこよさ、外見的なかっこよさ。

すべてを整えたいものです。

「作品」に込める思い

フランチャイズ展開を図ろうとしている企業の「事業説明書」を作成しています。

ポイントは、

いかにわかりやすく、

いかに魅力的で、

いかに儲かるか、を簡潔にまとめることです。


こういうツールは以前であれば、ワープロの文章中心の堅い書類か、もしくはグラッフィク・デザイナーに原稿をわたし、会社案内的にデザインしビジュアル中心で制作するものでしたが、今は、パソコンに便利なソフトがあるのでプランナーである自分自らがつくっています。

自分がつくるものは、いわゆる「図解」が中心の「企画・提案シート」というところです。
文章でもない、見た目重視でもない、その中間をいくものです。

もれなく、だぶりなく。
客観的かつ冷静な第三者的視点のもと、つくりあげていく書類。いや、資料。いや、従来のパンフレットがわり。

依頼者の予測を超えた「作品」となるよう、思考に時間を費やします。

充実の札幌マラソン

「札幌マラソン」を走ってきました。

天気は快晴。気温も24℃と上がります。

ハーフの部には4千人のエントリーがありました。一斉にスタートする様子は「圧巻」のひとこと。「人の川」が延々に続くように見えます。

コースは真駒内から中島公園、すすきの、そして大通りを折り返し。

中心部は応援の数も多く、そしていつも歩いている見慣れた街中をノンストップで、しかも車道を走れるのは、快感です。

今回は足のウラの痛みが5キロ過ぎのはやくからやってきました。

「マメ」になりそうな気配。

それにがまんしながら、走りつづけます。

18キロすぎ、こんどは筋に激痛がはしり、ついに「つって」しまいました・・・。

ゆっくり、ゆっくり腰をおろしながら、体制をかえつつ、「つり」状態が治るまでじっとがまん。これが結局、終盤3回おそってきつつ、なんとかゴール。

苦しいながらも終わってみれば、充実感いっぱいの「札幌マラソン」初体験でした。

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