売りにくい商品の広告
カツラの新聞広告です。
一般的ではない、とてもデリケートな商品です。
そこを、この「スヴェソン」は実に巧に表現しています。
他社からの「ブランド・スイッチ」を狙うコンセプト。
徹底して「お客様の声」を使い、なぜ、自社の商品が優れているかの優位性を説いています。
キャッチは「私は、カツラを替えた。何故か?」
紙面の中央にレイアウトし、「おやっ」とさせ、広告に引き込ませます。
そして、「他社メーカーの不満点」で「そうそう」という「共感」を得て、
「私がこの商品を選んだ理由」で「正当性」と「みんな同じなんだ」と共感を得ます。
使用前→使用後という写真をつかっていっそう強調しています。
そして、もっともすばらしいのはお問合せの部分。
夕刊での出稿にあわせてか、夜10時までとし、
電話をはじめ、5種類の問合せルートをきちっと整備・表現しています。
レイアウトの端正さ。
論理構造の構築のしかた。
行動を促すきちっとした出口の表現。
かなり研究された広告です。
どのくらい反応があるのか、気になります。
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以前、スヴェンソンで編み込みしてたことがあるがこの業界はどこも50歩100歩。最悪としかいいようがない。ほとんど毛がない人が大金かけてやる分には個人の問題だが、ほんのちょっとしか禿げてない人がこんな物をつけたが最後、編み込みによってダメージを受けた毛は、抜けるか、縮れ毛になるか、白髪になるかのどれか。営業は売り上げを上げるため、そういったマイナス面は一切客に伝えず、そして美容師は客を馬鹿にしている者ばかり。そして上層の対応も事なかれ主義。原価が5万という噂もある代物をその10倍以上で売る。今は脂漏性でないなら初期ハゲは元に戻るか進行しない。これ以上被害者を増やさないでほしい。
投稿: | 2006.11.11 17:38