「北海道新聞」という、社歴があり部数もすごい、
地元では絶大なる影響力がある新聞紙面に、
原稿を掲載させていただいている。
とても、ありがたいことだ。
半5段大の大きさのコーナー「わくわくアウトドア」。
800字相当の原稿がどのようにつくられているのか。
その舞台裏、バックヤードをちらっと
ご紹介したい。
取材を経て、文章をつくる現場から。
ワタシの仕事机。
MacBook Air 14インチをメインに、iPadの画面や資料を見ながら文をつくる。
「構成メモ」をもとに、情報を整理していく。
パソコンの画面は、
ワードを立ち上げ、2段組みレイアウトにしてある。
参考にするWEBサイトなどを見ながら、文字を入力。
何度も読み、ある程度整えられたら、紙に出力。
A4用紙上で推敲を重ねて、自分でアカ字やメモを加えていく。
こうした校正をした後、いったん寝かせる。
原稿はなんでもそうだが、
冷却時間を経て、再度みなおしをしなければ
すごくヘンなまま。
持ちうる時間のかぎり、
見直しを重ねて、整え、入稿する。
入稿はメールだ。
「送信」のボタンを押せば、完了!
毎度のことながら、ホッとする瞬間。
北海道新聞社の編集局報道センター内の記者さんの机。
ここで、ワタシの原稿が編集される。
今回、初めて見せてもらった。
専用の編集ソフトをつかって記事を編集。
それにしても机がせまく、
パソコンもノート型のちいさいマシン。(笑、失礼)
(小さいPCなのは、現場や自宅に持ち運んで原稿を送るからだそう)
PCは会社から支給されているもの。
客観的な記者の視点からチェックを入れていただき、
何度か、ギモン点などのやりとりを経て、
「デスク」と呼ばれる編集責任者のOKサインが出て校了。
その後、「刷り」が出され、
(今はもう、正確には刷りではなく、出力ですが)
初校→再校→再再校がなされ、
写真のように”ダーマト”(←なつかしいですね)を使って
一文字一文字チェックする。
やっぱ、新聞の世界は、
スゴいですねぇ〜
見習わなくちゃ・・・
記者の斎藤友香さん。
コーナーのご担当者。
斎藤さんは札幌出身、岩教大を出て
ユースホステル協会のスタッフを12年経験し、
道新の関連会社に転職。
帯広支局を経て、現在、札幌編集センターに配属。
夕刊「情報らんど」面を担当している。
ちなみに、斎藤さんの取材ノートを見せてもらった。
アピカのシンプルなノート。
(プロが使うノートということで、かっこいいのでワタシもスグに購入した、笑)
下調べを念入りにして。
ペンはその日のお気に入りのものを使って。
カメラはニコンのD3100が支給されている。
斎藤さんは1日の勤務時間の、その大半をPCに向って、
原稿と格闘する。
意味を調べて、表記に誤りはないかを確認し、事実関係をチェックする。
札幌本社の報道センターには記者が70人あまり。編集が100人。
加えて全道の50数カ所の支局などの記者から原稿が集まり、
全32ページの新聞が作られている。
北海道新聞の発行部数は、およそ107万部。
これが、毎日とは。
スゴいこと。
いかにも新聞社!という社内。
ワンフロアーの広い編集局には、ニュース速報が入ると、
社内に放送が流れる。
緊張感あふれる職場だ。
今後も、ひきつづきよろしくお願いします。